子宮頸がん予防(ヒトパピローマウイルス感染症)ワクチン

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更新日:2024年10月18日

 ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)予防ワクチンは、平成25年6月から厚生労働省の通知に基づき、区は積極的勧奨を差し控えていました。その後、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種の有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことにより、厚生労働省は令和3年11月に積極的勧奨を再開することとし、これに基づき、区から対象者の皆様に予診票を送付しています。

お知らせ

キャッチアップの公費(無料)接種期間について

キャッチアップでの公費(無料)接種期間は、令和7年3月31日までです。
なお、上記に伴い、今年度の定期予防接種対象である高校1年生の年齢に相当する女子も令和7年3月31日までが公費(無料)接種期間となります。

令和6年10月以降に接種を開始する場合の接種間隔について

標準的な接種間隔スケジュールで接種できない場合は、最短4ヵ月で接種することが可能です。
令和7年4月以降の接種は公費の対象とはなりませんが、接種スケジュール等については、体調等を踏まえて無理のない範囲で、医療機関と相談してください。
接種を希望する方は、11月中旬までに1回目を接種することをお勧めします。11月末に1回目を接種すると、2回目が医療機関が休診である年末となってしまい、2回目が年明け、3回目は必然的に4月になってしまいます。

【サーバリックス(2価)の場合】 
2回目 1回目から1か月以上
3回目 1回目から5か月以上かつ2回目の接種から2か月半以上
【ガーダシル(4価)・シルガード9(9価)の場合】 
2回目 1回目から1か月以上
3回目 2回目の接種から3か月以上

標準的な接種スケジュールで接種できなかった場合について標準的な接種スケジュールで接種できなかった場合

9価HPVワクチン(シルガード9)について

日本国内で使用できるHPVワクチンは、サーバリックス(2価HPVワクチン)、ガーダシル(4価HPVワクチン)、シルガード9(9価HPVワクチン)の3種類です。
このうち、これまで定期接種の対象となっていたワクチンはサーバリックスとガーダシルでしたが、令和5年4月1日からシルガード9が加わりました。 
既に発行している予診票にはシルガード9(9価HPVワクチン)の記載はありませんが、現在お持ちの予診票で接種できます。

抽出時点で大田区内に住民登録のある接種未完了の方には、令和5年6月26日にお知らせはがきを送付しました。

 シルガード9の詳細については、以下をご覧ください。

定期予防接種の対象者

12歳になる日の属する年度の初日から16歳になる日の属する年度の末日までの間にある女子の方(小学校6年生から高校1年生の年齢に相当する女子)が対象です。
予防接種を受ける際に必要な予診票は、小学校6年生から高校1年生の年齢に相当する女子に対して令和4年7月29日にご自宅へ送付しました。

令和6年度から対象となる女子の皆様(新6年生)には、3月25日にご自宅へ送付しました。

キャッチアップ接種の対象者

次の方が対象です。任意接種を含めて過去に3回接種済みの方は対象外です。
(1)平成9年4月2日から平成18年4月1日までに生まれた女子(令和4~6年度対象)
(2)平成18年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた女子(令和5,6年度対象)
(3)平成19年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた女子(令和6年度対象)
予防接種を受ける際に必要な予診票は、対象(1)の方に対して令和4年8月31日にご自宅へ送付しました。
※以降、転入された方で接種を希望される方は、予診票の発行申請が必要です。
※対象(2)及び(3)の方については定期接種対象者として送付した予診票をそのまま使用できます。

抽出時点で大田区内に住民登録のある接種未完了の方には、7月1日にお知らせはがきを送付しました。

償還払い(接種費用の助成)について(令和7年3月31日まで)

 接種勧奨差し控えにより定期接種の機会を逃した平成9年4月2日から平成17年4月1日までに生まれた女子で、定期接種の対象年齢を過ぎて自費で任意接種を受けた方がいらっしゃいます。
 区では上記の方に対し当該任意接種の費用を助成しています。詳細については以下のページをご覧ください。
 子宮頸がん予防(ヒトパピローマウイルス感染症)ワクチンの接種費用助成について

予防接種予診票の発行について(転入及び予診票を紛失された方へ)

 予防接種を受けるには、大田区が交付する予診票が必要です。
 予診票の交付をご希望の方は、電子申請からお願いします。詳細はこちら
 
 子宮頸がん予防ワクチンに限ってメールでの予診票交付申請を受け付けております。
 ご希望の方は以下の専用メールアドレスへ以下の情報をメール本文に記載しご連絡ください。(1週間程度で郵送いたします)
 申請内容に不備があった場合に限り、別途メールか電話にてご連絡いたします。
 注意:本ワクチンは3回接種が必要です。必ず母子健康手帳等で過去の接種履歴をご確認ください。
・「接種者本人の氏名」
・「接種者本人の生年月日」
・「保護者様の氏名」(接種者本人が申請する場合は記載不要)
・「接種者本人の住所」
・「連絡先電話番号」
・「過去の接種履歴(接種ワクチンの種類、接種回数、接種年月日)」 (注釈1)転入者に限る

【HPVワクチン専用メールアドレス】 vc-hokansen@city.ota.tokyo.jp

お急ぎの方は、窓口でも交付することができます。
窓口にお越しの際は、母子手帳をお持ちください。母子手帳がない場合は、接種者本人の身分証と保護者の身分証(接種者本人が申請する場合は不要)をお持ちください。

接種方法

  • ワクチンは3種類あり、それぞれ接種方法が異なります。以下の説明をご覧いただき、接種するワクチンを選択してください。
  • 原則、接種途中で別のワクチンに切り替えることはできません。
  • 2価又は4価HPVワクチンから9価HPVワクチンへ途中で切り替えを希望する場合は、接種医にご相談ください。
  • 高校1年生の方は、原則6か月の間に3回の接種が必要です。そのため、1回目の接種を9月30日までに開始しないと定期接種対象年齢を超えてしまう可能性がありますのでご注意ください(ワクチンによっては、4か月間で接種する方法もありますので主治医とご相談ください)。
  • キャッチアップ接種対象者の方で任意接種含めて過去に1回又は2回接種した後、中断していた方については標準的な接種スケジュールをとることができなかった場合に該当します。以下の説明をご覧ください。

2価ヒトパピローマウイルスワクチン(製品名:サーバリックス)

<標準的な接種スケジュール>下記表を確認
1回目
2回目 1回目の接種から1か月の間隔をおいて接種
3回目 1回目の接種から6か月の間隔をおいて接種
※は、標準的なスケジュールで接種できない場合です

4価ヒトパピローマウイルスワクチン(製品名:ガーダシル)

<標準的な接種スケジュール> 下記表を確認
1回目
2回目 1回目の接種から2か月の間隔をおいて接種
3回目 1回目の接種から6か月の間隔をおいて接種
※は、標準的なスケジュールで接種できない場合です

9価ヒトパピローマウイルスワクチン(製品名:シルガード9)

9価HPVワクチンは接種年齢によって接種回数(2回又は3回接種)が異なります。
詳細は、添付リーフレットの詳細版をご確認ください。

2回接種 (対象:1回目の接種を15歳になるまでに受ける方)
<標準的な接種スケジュール>
1回目
2回目 1回目の接種から6か月の間隔をおいて接種
※は、標準的なスケジュールで接種できない場合です

3回接種 (対象:1回目の接種を15歳になってから受ける方)
<標準的な接種スケジュール>
1回目
2回目 1回目の接種から2か月の間隔をおいて接種
3回目 1回目の接種から6か月の間隔をおいて接種

※は、標準的なスケジュールで接種できない場合です

予防接種についての詳しい説明はこちらから

HPV予防接種実施医療機関一覧

副反応について

子宮頸がん予防接種を含め、予防接種の副反応等の資料が掲載されています。

東京都ではヒトパピローマウイルス感染症(HPV)の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口を設置しました。

関連情報

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お問い合わせ

感染症対策課 
電話:03-4446-2643
FAX:03-5744-1524
メールによるお問い合わせ

大森地域健康課
 電話:03-5764-0661
 FAX:03-5764-0659
調布地域健康課
 電話:03-3726-4145
 FAX:03-3726-6331

蒲田地域健康課
 電話:03-5713-1701
 FAX:03-5713-0290

糀谷・羽田地域健康課
 電話:03-3743-4161
 FAX:03-6423-8838