主ながん検診の精密検査方法~「要精密検査」と言われたら~
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更新日:2023年4月1日
検診の結果、「要精密検査」になったら、必ず精密検査(有料)を受けましょう。
「要精密検査」とは、「がんの可能性があるので詳しく調べる必要がある」ということです。精密検査を受けて早期にがんを発見できれば、治療の選択肢が広がり、身体的・精神的な負担も小さくがんを治すことができます。
このページでは、胃がん、肺がん、大腸がん、子宮頸がん、乳がん検診における一般的な精密検査の方法を紹介します。
- 精密検査は区検診事業の助成対象外です。一次検診を受診した医療機関のご案内を参考に、ご自身で受診してください。
- 精密検査は保険診療です。受診の際は健康保険証をお持ちください。
検診名 | 精密検査方法 | 備考 |
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胃がん検診エックス線 | ●胃内視鏡検査 ●胃部エックス線直接撮影 |
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胃がん検診内視鏡 | ●胃内視鏡の再検査(必要に応じて組織を採取し、がんがないか調べます。) | |
肺がん検診 | ●胸部CT検査 CTスキャナーと呼ばれる検査装置で、肺を撮影し詳しく調べます。 ●気管支鏡検査 気管支鏡と呼ばれる内視鏡を口や鼻から挿入し、病変が疑われた部位を直接観察します。 |
※1 |
大腸がん検診 | ●全大腸内視鏡検査 大腸全てを内視鏡で直接観察します。 |
※2 ※3 |
子宮頸がん検診 | 子宮頸がん検診の精密検査は、コルポスコープ診、組織診、HPV検査等を組み合わせて行います。 ●コルポスコープ診、組織診 コルポスコープという拡大鏡で子宮頸部を観察します。病変が疑われる組織があれば、組織を採取してがんがないか調べます。 ●HPV検査 子宮頸がんの原因となるHPVに感染しているかどうかを調べます。 |
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乳がん検診 | 乳がんの一般的な精密検査はマンモグラフィ(乳房エックス線検査)の追加撮影、超音波(エコー)検査、細胞診、組織診等を組み合わせて行います。 ●マンモグラフィ検査 乳房のエックス線検査で、画像を確認します。 ●乳房超音波検査 乳房に超音波を当て、疑わしい部位を詳しく観察します。 ●穿刺吸引細胞診、針生検 細い注射針を刺して細胞や組織を採取し、調べます。 |
これらは一般的な検査方法です。詳しくは、精密検査を受診する医療機関の医師とよくご相談ください。
※1 精密検査の代わりにもう一度喀痰細胞診を受診することは不適切です。
※2 精密検査の代わりにもう一度便潜血検査を受診することは不適切です。
※3 大腸全体を内視鏡で調べることが困難な場合、直腸とS状結腸を内視鏡で直接観察(S状結腸内視鏡検査)し、奥の大腸はバリウムを注入し、レントゲン撮影(注腸エックス線検査)で調べる場合もあります。
出典:東京都福祉保健局「受けよう!がん検診!」(令和4年2月発行)
参考:東京都福祉保健局ホームページ(TOKYO#女子けんこう部)
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