ブレスト・アウェアネス
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更新日:2024年10月15日
ブレスト・アウェアネス
目次
ブレスト・アウェアネスとは
ブレスト・アウェアネスとは、「乳房を意識する生活習慣」のことです。
乳がんは自覚症状を認めることにより、発見される場合があります。
そのため、乳がんの罹患率が増えはじめる30歳代からは、日頃から自分の乳房の状態に関心を持ち、乳房の変化を感じたら、速やかに医師に相談することが大切です。
ブレスト・アウェアネスの4つのポイントを生活習慣に取り入れ、乳がんの早期発見、早期治療につなげましょう。
ブレスト・アウェアネスの4つのポイント
① 乳房の状態を知る
乳房を見て、触って、変化を感じることが重要です。
着替えや入浴中、寝る前等のタイミングに、乳房を意識する習慣をつけましょう。
月経周期による変化を知ることも重要です。
② 乳房の変化に気をつける
変 化 | 状 態 |
---|---|
乳房の腫瘤 | 新たにしこりを見つけたり、しこりが硬くなったと感じたら、医療機関を受診しましょう。(良性の場合もあります。) |
乳頭分泌 | 乳頭から黒い赤色や褐色の異常分泌があった場合は、医療機関を受診しましょう。 |
乳頭や乳輪のびらん | 乳頭や乳輪の皮膚のただれやびらんは皮膚の病気の可能性もありますが、乳がんの早期の症状の場合もあります。医療機関を受診しましょう。 |
皮膚の凹みや引きつれ | 乳房の皮膚に凹みや引きつれを感じたら、医療機関を受診しましょう。 |
乳房痛 | 乳房の痛みは乳腺症(良性病変)が原因のこともありますが、乳がんの症状の場合もあります。医療機関を受診しましょう。 |
③変化に気づいたら、医療機関で診察を受ける
乳房の変化のすべてが乳がんの症状とは限りませんが、乳がんの早期の症状の可能性もあるため、なるべく早く、医療機関を受診しましょう。
早期発見できた場合、がんの進行は少なく、乳がんが治る可能性が高くなります。
また、初期のがんであれば、治療費用の金額や体への負担も少なくなります。
④40歳になったら、2年に1回乳がん検診を受診する
40歳以降は、2年に1回、定期的に乳がん検診(マンモグラフィ検査)を受けましょう。
検診では、まだ自覚症状として現れない、小さながんを発見することが可能です。
大田区で実施している乳がん検診については、こちらをご覧ください。
【リーフレット】あなたと乳がん検診とブレスト・アウェアネス
区ではブレスト・アウェアネスを詳しく紹介したリーフレットを作成しています。
乳がん検診や役立つ知識についても、詳しく掲載していますので、是非ご一読ください。
【リーフレット】あなたと乳がん検診とブレスト・アウェアネス(PDF:460KB)
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