大田区公共施設改築・改修等中期プラン

　区では、高度経済成長期の急激な人口増加に伴い、昭和30年代から50年代を中心に多くの公共施設を整備・拡充してきました。現在、区が保有する公共施設の延床面積約123万平方メートルのうち、約65.4万平方メートル（約53％）が築40年以上経過しています。（令和3年4月1日時点）
　本計画は、「大田区公共施設等総合管理計画」（令和4年3月改訂）を踏まえ、改築・改修等の時期の可視化により、中期的な財政負担額及び工事量を把握するとともに公共施設を計画的に保全する仕組みを構築することで、建物の長寿命化を実現し、区民サービスの更なる維持・向上を図ることを目的としています。
　また、改築・改修時期の可視化は、対象施設の改修内容・仮設計画・事業者選定・施設利用者への事前周知等、改修計画の検討に向けた十分な事前準備にも繋がります。