大人の風しん抗体検査・予防接種について(妊娠を希望する女性とその同居者の方に助成します)
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更新日:2024年11月13日
本ページは、風しんの抗体検査・予防接種についてご説明しています。
麻しんについては、ページ最後に参考として記載しておりますので、そちらをご確認ください。
風しんについて
免疫のない妊婦が妊娠初期に風しんにかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる病気により、心臓病、白内障、聴力障害などの障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性があります。区では先天性風しん症候群の発生をなくすため、風しんにかかったことがなく、風しんの予防接種を受けていない方や不明な方にまず、抗体検査を受けることをお勧めしています。
下記の助成対象者となる方は無料で抗体検査・予防接種が受けられますので、ご利用ください。
事業実施期間
令和7年3月31日までに抗体検査・予防接種を受ける方へ助成します。
抗体検査の助成対象者
検査日現在、19歳以上の妊娠を予定又は希望する女性(妊婦は対象外となります)と19歳以上のその同居者(妊婦の同居者も含みます)で、以下のすべての要件に該当する方。
- 検査日現在、大田区に住民登録がある
- 過去にこの制度を利用して抗体検査を受けたことがない又は不明
- 過去に風しん、麻しん風しん混合(MR)ワクチン及び麻しんおたふくかぜ風しん混合(MMR)ワクチンの予防接種を受けたことがない又は不明
- 過去に風しんのり患歴がない又は不明
- 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性ではない
抗体検査の助成回数
1人1回
検査費用
無料
検査場所
区内協力医療機関
区内協力医療機関(大森医師会)(令和6年11月13日現在)(PDF:145KB)
区内協力医療機関(田園調布医師会)(令和6年8月9日現在)(PDF:123KB)
区内協力医療機関(蒲田医師会)(令和6年10月3日現在)(PDF:157KB)
検査項目
風しん抗体検査(採血を行い、風しんの抗体価を調べます)
検査方法
- 区内協力医療機関へ直接又は予約のうえ、氏名、住所が確認できるもの(健康保険証など)を持参します。
- 医療機関に設置してある、風しん抗体検査申込書を記入し抗体検査を受けます。
(検査を受ける前に検査の案内「風しん抗体検査を希望する方へ」を必ずよく読んでください。) - 検査結果が出ましたら、抗体検査を行った医療機関で抗体価を確認してください。
(検査結果が出るまで数日かかります。また、抗体価が低かった場合は、風しんの予防接種が無料で受けられる制度があります。)
予防接種の助成対象者
接種日現在、19歳以上の妊娠を予定又は希望する女性(妊婦は対象外となります)と19歳以上のその同居者(妊婦の同居者も含みます)で、以下のすべての要件に該当する方。
- 接種日現在、大田区に住民登録がある
- 抗体検査の結果、抗体価が低い(HI法16倍以下、EIA法EIA価8.0未満又はEIA法国際単位30IU/ml未満)と判明した
- 過去に風しん、麻しん風しん混合(MR)ワクチン及び麻しんおたふくかぜ風しん混合(MMR)ワクチンの予防接種を受けたことがない又は不明
(注釈1)妊娠中の方は予防接種を受けられないのでご注意ください。
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性はこちらをご確認ください
予防接種の助成回数
1人1回
接種費用
無料
接種場所
区内協力医療機関(抗体検査と同様となります。)
区内協力医療機関(大森医師会)(令和6年11月13日現在)(PDF:145KB)
区内協力医療機関(田園調布医師会)(令和6年8月9日現在)(PDF:123KB)
区内協力医療機関(蒲田医師会)(令和6年10月3日現在)(PDF:157KB)
接種対象ワクチン
MRワクチン又は風しん単独ワクチン
接種方法【大田区が実施する抗体検査を受けた方】
- 氏名、住所が確認できるもの(健康保険証など)を持参し、抗体検査の結果を医療機関へ確認しに行きます。
- 検査の結果、低抗体価であると判明したら、医療機関に設置してある、風しん予防接種予診票と同意欄を記入し予防接種を受けます(医療機関によっては、事前に予約が必要な場合があります)。
接種方法【過去に自分で抗体検査を受けたことがある方】
- 医療機関へ予防接種の予約をします。
- 予約をした医療機関へ氏名、住所が確認できるもの(健康保険証など)と抗体検査の検査結果がわかるもの(コピー可)を持参します。
- 医療機関に設置してある、風しん予防接種予診票と同意欄を記入し予防接種を受けます。
予防接種を受ける際の注意
予防接種を受ける前の注意事項
予防接種は体調の良い時に受けましょう。
また、わからないことは接種を受ける前に、接種医に質問しましょう。
予防接種を受けることができない場合
(1)明らかに発熱(通常37.5℃以上)している場合。
(2)重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな場合。
(3)その日に受ける予防接種の接種液に含まれる成分で、アナフィラキシーを起こしたことがある場合。
(4)その他、医師が不適当な状態と判断した場合。
(5)現在妊娠している方や妊娠の可能性がある方は接種できません。
予防接種を受けた後の注意事項
(1)予防接種を受けたあと30分程度は、接種を受けた医療機関で様子をみましょう。
まれに急な副反応がおこることがあります。
(2)MRワクチン又は風しん単独ワクチン接種後4週間は、副反応の出現に注意しましょう。
【主な副反応】
発熱、発疹、接種部位の発赤・腫れ・しこり、リンパ節腫脹、関節痛など
まれにショック、アナフィラキシー様症状、血小板減少性紫斑病、脳炎、脳症など
(3)接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
(4)当日は、激しい運動は避けましょう。
(5)接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、すみやかに接種した医師の診察を受けましょう。
(6)女性の場合、風しん予防接種後2ヶ月間は妊娠を避ける必要があります。
参考
麻しんについて
現在、日本では麻しん・風しん混合(MR)ワクチンが使用されていますが、大人の麻しんの抗体検査及び予防接種については任意であり、無料の抗体検査及び予防接種は実施しておりません。希望される場合は全額自己負担となります。
麻しんの詳しい情報ついては、「麻しん(はしか)」のページをご覧ください。
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お問い合わせ
感染症対策課
電話:03-4446-2643
FAX:03-5744-1524
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