土木職の業務紹介
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更新日:2024年1月16日
大田区の土木職員を目指す方向けに土木職の業務についてご紹介します。
目次
1 土木職の紹介動画について
土木職の紹介動画を作成しました。ぜひご覧ください。
(1)大田区役所の土木職を目指す皆様へ
ラインナップ
- 土木職員が携わる事業や施設について
- 土木職員の具体的な仕事内容について
- とある職員(S君)の一日について
- 最後に…
(2)大田区職員採用案内動画<土木>
ラインナップ
- 土木職員が携わる事業や施設について
- 土木職員の先輩からのメッセージ
- 大田区長からのメッセージ
併せて大田区の採用パンフレットもご覧ください。
2 公務員としての土木職
仕事
- まちづくり計画の企画、作成(鉄道沿線、空港跡地、景観計画など)
- 都市基盤施設(道路、公園、河川、橋梁など)の設計、施工管理
- 都市基盤施設(道路、公園、河川、橋梁など)の維持管理
- その他 (開発協議、境界確定など)
仕事の魅力
- 道路、公園、河川、橋梁などのさまざまな現場でスキルを積むことができます。
- 長期間に渡る都市計画や、条例の制定など、自治体ならではの仕事に携われます。
- 自分が作った施設が、多くの区民に利用してもらえます。
〇オンとオフの切り替えができ、ワークライフバランスが実現できます。
〇性別に関わらず活躍できる職場環境です。
3 土木職員が主に活躍している部署
課名をクリックすると、それぞれの業務案内ページをご覧いただけます。
鉄道・都市づくり部
・鉄道・都市づくり課
都市基盤整備部
・都市基盤管理課
・道路課
・公園課
・建設工事課
・地域基盤整備課(第一課、第二課、第三課)
空港まちづくり本部
・空港まちづくり課
4 主要プロジェクト紹介
(1)都市計画道路の整備
都市計画道路とは都市計画法に基づき位置や構造などを決定している道路のことです。
大田区が進める都市計画道路は下図のように道路を拡幅し、歩道を整備しています。
また、都市計画道路の整備に合わせて無電柱化を進めています。
下の写真は都市計画道路の整備前後の様子です。
整備後には歩道が新たに整備され、電線や電柱が無くなっています。
利用者の安全性が向上し、良好な景観を創出していることがわかります。
(下の画像について、一部を編集しています。)
都市計画道路は都市計画法に基づき、都市計画決定や事業認可の手続きを経て、東京都から事業許可を得て、事業を進めます。
その後、道路拡幅のための用地の取得、道路の設計・調査、工事を行います。
都市計画道路ができるまでの手順をまとめた資料を作成しました。下記リンク先からご確認ください。
(2)「羽田空港跡地」(HANEDA GLOBAL WINGS)のまちづくり
かつて羽田空港の滑走路や関連施設として活用されていた広大な土地を、新たなまちとして整備しています。
第1ゾーンでは、大田区と民間事業者との官民連携事業として、土地区画整理事業による基盤整備と併せた産業交流施設等の整備を行っています。第2ゾーンについては、国が宿泊施設等の整備を官民連携で行っていますが、大田区の事業として第2ゾーン内に「ソラムナード羽田緑地」を整備しました。
【羽田空港跡地第1ゾーン整備事業】
羽田空港跡地第1ゾーン整備事業は、大田区のみならず、日本全体の経済成長に資するため、官民連携により世界と地域をつなぐ「新産業創造・発信拠点~HANEDA~ゲートウェイ」形成を目指したプロジェクトです。
「羽田みらい株式会社」が区有地を借り受け、研究開発施設や、先端医療研究センター、イベントホールなど、多彩な用途からなる複合施設:羽田イノベーションシティを整備しました。
今後は、更なる魅力の創出のため、アイデア募集や意見交換会などを実施して、意見を取り入れながら、都市計画公園の整備に着手していく予定です。
(公園整備・運営)
第1ゾーンに憩いとにぎわいを創出する公園の整備・運営の検討を進めています。
羽田空港跡地第1ゾーン整備事業に関するパンフレットの発行について(令和4年4月改訂)
【羽田空港跡地第2ゾーン整備事業】
平成31年4月1日、「羽田空港跡地第2ゾーン」内に、「ソラムナード羽田緑地」が開園しました。
羽田空港から飛び立つ飛行機を望み、自然あふれる多摩川が調和する全国でも稀なロケーションを活かし、当緑地では周囲を一望できる「展望テラス」や「休憩施設」、水辺空間には四季を感じることのできる植栽のある「散策路」を整備しています。
また、令和2年1月に植えたスカシユリが、5月下旬~6月上旬頃に見ごろとなり、区内の新たな観光スポットとなっています。
(3)「新空港線(蒲蒲線)」沿線のまちづくり
【新空港線(蒲蒲線)とは】
JR・東急蒲田駅と京急蒲田駅をつなぐ鉄道路線です。新空港線の効果として、羽田空港と首都圏のアクセス強化や、防災機能を兼備する鉄道ネットワークの拡充が期待されます。
【新空港線整備の概要】
東急多摩川線矢口渡駅付近から多摩川線を地下化し、東急蒲田地下駅、京急蒲田地下駅をとおり、大鳥居駅の手前で京急空港線に乗り入れる計画です。
これまで、国土交通大臣や東京都知事に対し早期着手の要望書を提出するなど、事業着手に向け取り組んでまいりましたが、令和4年6月6日に矢口渡から京急蒲田までの間(一期整備)の整備事業について東京都と事業推進の合意に至りました。
また、大田区と東急電鉄株式会社は、令和4年10月14日に新空港線の整備主体となる第三セクター 「羽田エアポートライン株式会社」を設立しました。
今後、新空港線の事業化に向けて、羽田エアポートライン株式会社が中心となって計画の深度化を進めていきます。
新空港線整備により生み出される効果
- 蒲田駅と京急蒲田駅が鉄道で結ばれることで、区内の東西方向の移動が便利になるとともに、天候などに左右されず、高齢の方、障がいのある方、ベビーカーなどを利用される方も、安全で快適に移動できるようになります。
- 区内から羽田空港や、渋谷・新宿・池袋、埼玉県方面へのアクセスが便利になります。
- 新空港線によって新たな人の流れが生まれ、沿線のまちづくりを行うきっかけとなり、まちがにぎわい地域の活性化につながります。
- 新空港線の整備によって、区内に大きな経済波及効果を生み出します。
- 災害があった時などの帰宅困難者に対する、代替ルートとしての選択肢が広がります。
- 自動車から鉄道への転換によりCO₂(二酸化炭素)が削減され、「ゼロカーボンシティ」の実現にも貢献します。
【新空港線整備を契機とした沿線のまちづくり】
一期整備の事業化や二期整備(京急蒲田駅~大鳥居駅)の進展など、新空港線整備を着実に推進するとともに、沿線のまちづくりも同時に進めていくことで、新空港線の整備による効果を最大限発揮させていくことが重要です。
このため、新空港線整備を契機として推進される沿線のまちづくりの方向性や将来像、その実現に向けた道筋などをとりまとめた、(仮称)「新空港線沿線まちづくり構想」を策定向けて取り組みを進めております。
詳細については、以下のリンク先をご覧ください。
5 仕事紹介
(1)蒲田駅周辺のまちづくり
✔蒲田駅の東口⇔西口、駅とまち(周辺の商店街など)を円滑に繋ぐ歩行者空間を創出
✔オープンスペース等のあるにぎわい溢れる駅前広場を創出
✔駅ビルの機能更新や 周辺街区の共同化(再開発事業など)を含めた都市機能更新
【蒲田駅東口】将来のイメージパース
【蒲田駅東口駅前広場】将来のイメージパース
(2)公園の設計・施工管理
令和4年度に「子育てひろば」として整備した京浜蒲田公園
Before
工作物や樹木により見通しが悪く、
利用者が少なかった公園を、
こどもが安心して遊べる公園とするため、
全面改修工事を始動しました。
After
地域住民への説明を繰り返し行いながら、
遊具・舗装・植栽等を選定しました。
施工会社と協議を重ね、無事工事が竣工するよう
管理しました。
6 土木工事実績例
(1)道路改良工事
既存の道路の円滑な交通を確保するため、現地調査を行い、道路状況に応じた舗装や歩行者空間(歩道・緑道等)の整備をしています。
(下の画像について、一部を編集しています。)
(2)橋梁の架替・耐震補強
橋梁は、昭和初期から高度経済成長期に建設されたものが多く、耐震性能不足と老朽化の問題が顕在化しているため、橋梁耐震整備計画を策定し、障害物除去路線などの優先順位の高い路線から架替・耐震補強を実施しています。
(3)公園のリニューアル
池上五丁目公園は「子育てひろばの創出」をコンセプトとし、乳幼児用遊戯広場と起伏のある芝生広場をメインとして部分改修を行いました。
乳幼児用遊戯広場は周囲を柵で囲い、大型の日除け施設や人工芝舗装を設けることで、大田区では初の試みとなる乳幼児でも安全に遊べる新たな空間となっています。
近くには保護者用の見守りスペースとして、パーゴラや縁台ベンチを設けており、起伏のある芝生広場には果物を模したスツールや遊具、果樹コーナーも併せて設置しています。
(4)散策路の整備
誰もが水と緑に親しめる環境を整えるため、「呑川緑道」、「桜のプロムナード」、「海辺の散策路」など、川沿いの道路や護岸の緑化、景観と環境に配慮した舗装などの散策路整備を行っています。
土木職の業務紹介をご覧いただき、ありがとうございました。
大田区で土木職として働く魅力をお伝えできていたら嬉しいです。
一緒に働ける日を楽しみにしております。
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本件に関するお問い合わせ 都市基盤管理課
電話:03-5744-1304
FAX :03-5744-1527
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