羽田空港出発経路の変更について
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更新日:2016年7月20日
国土交通省は平成20年9月25日から、米軍横田基地の空域削減に伴い、羽田空港から西方面への出発機について新たな飛行経路を設定し、その運用を開始しております(飛行経路の詳細は、国土交通省ホームページをご覧ください)。
航空機は、上空の決められた領域(飛行空域)の中を飛行していますが、横田空域は、羽田空港の西側に位置する首都圏最大の飛行空域で在日米軍の管理下にあります。
従来の羽田発西方面行きの経路は、横田空域上空を通過していましたが、基本的に座間までは経路が一本(横浜上空から進入)設定されており、座間通過後に経路を振り分けていました。しかし、横田空域の一部削減によって高度制限が緩和されたことから、羽田空港を出発した直後から経路を振り分けることとなり、(1)北陸方面、(2)福岡・広島・山陰・ソウル(後に長崎と北京が追加)方面、(3)九州北部(福岡を除く)・四国北部・神戸・山陽(広島を除く)・上海方面の3経路に複線化されました。
そのうち(2)の福岡・広島・山陰・ソウル(後に長崎と北京が追加)方面への飛行経路が、区内上空の一部を通過することになりました。
大田区といたしましては、航空機の安全運航の確保と騒音問題については最優先課題として捉えております。平成20年12月5日、大田区長から国土交通省航空局長に対し、飛行経路及び高度設定の見直し等騒音問題の改善を図るよう要望を行いました。今後も、飛行経路の変更に伴う騒音等の影響については、引き続き推移を見守っていきます。
なお、平成22年10月の再拡張後の出発経路については、こちらをご覧ください。
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