プラスチックのリサイクル

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更新日:2025年4月3日

ケミカルリサイクル

大田区では、回収したプラスチックをガス化し、ほぼ全てを様々な製品によみがえらせることができる「ケミカルリサイクル」という手法を中心に採用しています。
ケミカルリサイクルとは、回収したプラスチックに熱や圧力を加えることで化学的に分解し、製品の原料等にするリサイクル手法です。
二酸化炭素を有効利用する等、環境への負荷を抑えられるよう配慮し、プラスチックを資源化しています。

ガス化のメリット

①素材を選ばずリサイクルが可能
 様々な種類のプラスチック類のリサイクルが可能なため、素材ごとに選別する必要がありません。

②高品質のリサイクル
 プラスチックを分子レベルまで分解するため、新品と同品質のものへとリサイクルが可能です。

③ほぼ全量再生が可能
 回収したプラスチックの成分をほぼ全量リサイクルすることができます。

④環境負荷を抑制
 使用するガス化炉は昇温後、プラスチック自身の分解熱を利用して温度を保つため、化石燃料は使用しません。
 二酸化炭素を有効利用することにより、二酸化炭素の排出を抑えることができます。

リサイクルの工程

①回収したプラスチックは圧縮し、四角形の「ベール」と呼ばれる状態にします。
②「ベール」をリサイクル施設に運搬し、破砕機で破砕します。
③「ガス化」によりプラスチックを熱分解し、合成ガスをつくります。
④合成ガスから「水素」、「二酸化炭素」、「アンモニア」の3つの分子をつくります。
⑤分子から様々な製品の原料に生まれ変わります。

ガス化

①リサイクル施設にて破砕されたプラスチックはある一定の大きさに固められます。

②固められたプラスチックは低温と高温ガス化炉に投入されます。低温ガス化炉では600℃~800℃の熱でプラスチックをガス化し、不要な金属などを除去します。
 高温ガス化炉では1200℃~1400℃の温度下でガスを「水素(H2)」と「一酸化炭素(CO)」が中心の合成ガスに変えます。

③合成ガスを洗浄し、「一酸化炭素(CO)」と「水(H2O)」を反応させ、「水素(H2)」「二酸化炭素(CO2)」に変えます。

「水素(H2)」を「窒素(N2)」と反応させ、「アンモニア(NH3)」を生成します。

以上の工程により、プラスチックから「水素(H2)」「二酸化炭素(CO2)」「アンモニア(NH3)」をつくることができます。

何にリサイクルされるか

ガス化により、生成された「水素(H2)」「二酸化炭素(CO2)」「アンモニア(NH3)」はそれぞれ様々な製品に生まれ変わります。

①水素
・アンモニアの生成に利用
・水素発電

②二酸化炭素
・ドライアイス
・炭酸として利用

③アンモニア
・衣類などで使用されるアクリル繊維やナイロン繊維原料
・医薬品
・樹脂
・肥料
・大気汚染の原因となるNOx(窒素酸化物)の除去剤として清掃工場で利用

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