大森駅東口駅前広場リニューアルオープン(令和2年4月)
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更新日:2021年10月1日
大森駅東口駅前広場がより一層使いやすくなりました。
段差が解消され誰でも使いやすく生まれ変わった広場には、縄文土器の文様を模した特徴的な舗装デザインが施されています。
夜間には、広場のシンボルである桜をライトアップする演出も行われるようになり、大森駅東口の新しい顔になりました。
地元町会や商店街などがリニューアルイベントも開催しました。
ぜひ、大森駅東口駅前広場へお越しください。
改修のポイント
1.舗装デザイン
舗装の表面は、排水性アスファルト舗装(遮熱舗装)とし、縄文土器の文様をイメージしたデザインをペイントすることで、通行空間と滞留・イベント空間を緩やかにゾーニングしています。
文様のペイントの中には、大森の歴史や文化などに関する解説を表示し、『歴史・文化のまち大森』を表現・発信しています。
【表示例】
大森駅
1876年(明治9年)開業。新橋~横浜間開業の4年後に開業した非常に長い歴史を持つ駅。
Omori Station
The station first opened in 1876. Its long history began four years after the line connecting Shimbashi to Yokohama opened.
2.夜間演出(照明デザイン)
通常の夜間照明に加えて照明演出を施し、大森駅東口の新たな顔となる夜間景観を創出します。
【カラーLEDによる照明】
広場の隠れたシンボルである「桜」と、その周辺の中・低木植栽を「森」ととらえ、季節に応じたカラーLEDにより、「桜」「森」等の演出ライトアップを行います。
【光の輪『Omo-ring』】
大森駅東口から広場に出た時に一番最初に目に留まる円形花壇の縁取りを明りで囲い、低い目線を意識した景色をつくります。
3.植栽計画
整備前の深い緑を中心としたイメージから、来訪者が楽しみ、憩うことができる駅前空間を演出しました。
中央島に設置されるリング照明により照らされる植物は、葉が細く風にゆらぐ軽やかな樹種にしています。
広場奥側の新たに整備をした擁壁周辺は、花を咲かせる樹種の植物をなるべくボリューム感が出るよう植栽し、印象的な風景を生み出します。
南側道路(バス降車場)側は、庭園灯からの光に映えるよう、軽やかな葉を持つ樹種を中心に植栽しています。
4.路面標示
路面表示(赤舗装)で「駐停車を禁止する区域」を明確化しています。
検討経過
年 | 内容 |
---|---|
平成23年3月 | 「大森駅周辺地区グランドデザイン」策定 |
平成30年3月 | 大森駅東地区近代化協議会から「大森駅東口駅前の広場整備に関する地元意向とりまとめ」を区に提案 |
平成30年7月 | 「暫定整備の基本方針」を策定 |
平成31年3月 | 「暫定整備計画」を策定 |
平成31年4月 | 「暫定整備工事」着工 |
令和2年3月 | 「暫定整備工事」完了、供用開始 |
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