大田区の湧水(地下水)

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更新日:2025年9月8日

湧水とは

 地下水が台地の崖下や丘陵の谷間などから自然に湧き出しているものを、湧水と呼んでいます。
 湧水は、湧出形態によって大きく二通りに分類されます。

湧水の分類
分類説明
崖線(がいせん)タイプ台地の崖の前面から湧出するタイプ
谷頭(こくとう)タイプ台地面上の馬蹄型や凹地形などの台地形を呈するところから湧出するタイプ

 大田区では、主に崖線タイプが確認されています。

大田区内の湧水

 大田区内には、呑川を挟んで東西に2つの崖線があります。
 呑川の西側には、多摩川台公園、田園調布せせらぎ公園、鵜の木松山公園等を擁する国分寺崖線があり、東側には、洗足池や池上本門寺、馬込文士村等を擁する南北崖線があります。
 これらの崖線は貴重な「みどりの拠点」の一つとなっていて、崖線沿いでは湧水が確認されています。

大田区内の崖線の位置に関する概略図です大田区内の崖線(概略図)

湧水の保全

湧水の一部は、東京の名湧水57選にも指定され、広く親しまれています。

湧水の活用

大田区の取組み

 湧水活用として、都営地下鉄浅草線トンネル内に溜まった湧水を呑川に導水させる取り組みがあり、水環境保全の一助としています。

湧水(地下水)を活用したいときは(関連リンク)

 井戸水の利用を検討されている方はご参照ください。

 地下水の汲み上げに機械式設備(ポンプ)を使用したい方はご参照ください。

 ご自宅等の井戸を、いわゆる防災井戸として活用したい方はご参照ください。

お問い合わせ

環境政策課

環境政策担当(広域監視・調査)
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