セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモについて
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更新日:2023年10月11日
セアカゴケグモとハイイロゴケグモは、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律において、
特定外来生物に指定されています。
ゴケグモ類は主に熱帯・亜熱帯に生息しています。
セアカゴケグモは平成7年に大阪府などで発見され、近年は大田区内においても複数発見されています。
セアカゴケグモ及びハイイロゴケグモは基本的におとなしく、攻撃性はありません。
ただし、メスは毒をもっており、咬まれると痛みや腫れなどの症状が現れることがあります。
発見した場合は、絶対に素手で捕まえたり、触ったりしないように注意してください。
セアカゴケグモ(成体)写真(環境省提供)
セアカゴケグモ(メス)の特徴
・成熟した体長は、約0.7~1cm
・腹部は大きな球状
・全体が光沢のある黒色で、腹部の背面に目立った赤色の縦条がある
・腹面に赤い砂時計状の模様がある
セアカゴケグモ(腹部)写真(環境省提供)
セアカゴケグモ(亜成体)写真(環境省提供)
ハイイロゴケグモ写真(環境省提供) 大きいものがメス、小さいものがオス
ハイイロゴケグモ(メス)の特徴
・成熟した体長は、約0.7~1cm
・腹部は大きな球状
・色彩はさまざまで、腹部背面が真黒のもの、茶色や灰色を基調として斑紋を有するものなど変異が多い
・腹面に赤い砂時計状の模様がある
ゴケグモ類の生息する場所
日当たりの良い場所や温かい場所、地面や人工物のあらゆる窪みや穴、裏側、隙間に営巣します。
注意する場所の例として以下があります。
・プランターの底
・エアコンの室外機の下
・ベンチの裏
・自動販売機の下
・ブロックやフェンスの隙間
・排水溝の裏や側面
・外に置いた靴の中など
咬まれないためには
・見つけても、素手で捕まえたり、触らないように注意してください。
・屋外で作業する場合には、軍手など手袋を着用することが予防となります。
咬まれた時の症状と対処法
咬まれると激しい痛みを伴う腫れ、めまい、嘔吐の局所症状や、血圧の上昇、呼吸困難などの全身症状が現れることがあります。
・咬まれた部分を流水でよく洗い流してください。
・その後、すみやかに医療機関にご相談ください。
駆除方法
・駆除するには家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の物理的な方法でも構いません。
・一緒に卵を発見した場合、卵には殺虫剤の噴霧では効果がない恐れがあります。直接触れないよう採取し、ビニール等の袋に詰めた後、飛び散らないよう袋ごと靴で踏みつぶしてください。
・死骸、踏みつぶした卵は、ティッシュペーパーに包むなどして可燃ごみとして処分してください。
・一匹見つかれば周囲にも潜んでいる可能性があるので、よく確認するなど注意してください。
外部サイトへのリンク(別ウィンドウで開きます)
「セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!」(環境省ホームページ)
「気をつけて!危険な外来生物(セアカゴケグモ)」(東京都環境局ホームページ)
「気をつけて!危険な外来生物(ハイイロゴケグモ)」(東京都環境局ホームページ)
【相談窓口】
・特定外来生物(セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモ)の生態・防除等に関すること
環境対策課 03-5744-1365
・疑わしい個体を発見した場合
環境対策課 03-5744-1365
生活衛生課 03-5764-0694
お問い合わせ
電話:03-5744-1365
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