お弁当も食中毒に気をつけて!
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更新日:2015年1月5日
お弁当作りのポイント
毎日のお昼だけでなく、運動会やハイキングなどのお弁当は大人数分作ることもあり大変ですね。お弁当は作ってから食べるまで時間があるので、作るときや保管には注意が必要です。バイキンをつけない、ふやさない、やっつけるためのお弁当づくりのポイントをまとめました。
1 調理前はよく洗う⇒つけない!
手をよく洗うのは基本中の基本です。包丁やまな板、ザルなどもきれいに洗ったものを使用します。お弁当箱もきれいに洗っておきます。洗った後は、ふせて自然乾燥するか、きれいなふきんでしっかり水気をふき取っておきます。水が残っているとそこにバイキンが付きます。このひと手間が大事です。
清潔な手、調理器具を使うことで、バイキンをつけないようにします。
2 調理ではしっかり中まで加熱を⇒やっつける!
おかずは中までしっかり火を通し、バイキンをやっつけます。電子レンジで加熱するときは途中でかき混ぜたりして加熱ムラのないようにします。また、汁気の多いおかずは十分に火を入れて汁を飛ばしておきます。
火を通さない生野菜や果物はていねいに洗い、汚れとともにバイキンも洗い流したあと、水気をふき取っておきます。
おにぎりを握るときは素手でなくラップを使うと、バイキンをつけてしまう心配が少なくなり、安心です。
3 おかずは冷ましてから詰める⇒ふやさない!
お弁当を詰めるときには、温かいごはんやおかずと冷たいサラダや果物は別の容器に入れると、生の野菜や果物の持ちがよくなります。 また、お弁当のおかずが温かいうちにフタをすると、ゆっくり冷めていく過程でお弁当箱の中でバイキンが急激に増えててしまう可能性があります。調理は、前の晩でなく当日の朝に行い、しっかり冷めてから詰めましょう。
4 食べるまでは涼しく保管する⇒ふやさない!!
なるべく涼しいところに保管して早めに食べます。
バイキンを増やさないためには、10℃以下に保管しておくのはよいことですが、ご飯が冷たくなってしまうとおいしくありません。お弁当がおいしくて、かつバイキンが増えにくい温度は20℃前後です。ちなみに、コンビニのおにぎりは18℃くらいで保管されています。お手製のお弁当もこの温度で保管することを目指します。朝晩涼しい時期でも、日中は気温が上がることがあります。日の当たるところに置かないようにすることはもちろん、気温によっては保冷剤やアルミのバックを使ってお弁当を冷やします。冷凍したカップゼリーを入れて保冷剤がわりという裏ワザもあります。溶けたらデザート1品!
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