乳幼児の食品衛生
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更新日:2015年1月5日
乳幼児は病原菌に対する抵抗力が弱く、大人では問題にならない病気や病原菌でも重い症状になったりすることがあります。それだけに食中毒には気をつけなければなりません。
乳幼児がさけたい食品
免疫機能が十分に発達していない乳幼児の食事は、大人よりも注意が必要です。
病原菌を家庭内に持ち込まないために、大人も肉・魚などは、十分に加熱して食べましょう!
1 生肉 生レバー、たたき、鶏のさしみ など
生肉には、腸管出血性大腸菌(O157など)、サルモネラ、カンピロバクターなどの食中毒菌がついていることがあります。
これらの食中毒菌は、重篤な症状をおこしやすいので注意が必要です。乳幼児には、食べさせないようにしましょう。
肉類を十分に加熱することで予防することができます。
2 生たまご にわとり、うずらの卵 など
卵は、サルモネラという食中毒菌に汚染されていることがあります。
卵が完全に固まるまで、十分に加熱してから食べると安全です。
3 生カキ
カキやアサリなどの二枚貝の中に蓄積されたノロウイルスによって食中毒を起こすことがあります。生食用として売られているカキでもノロウイルスを持っている可能性があるので、乳幼児には加熱してから食べさせましょう。
4 はちみつ 1歳未満の子どもには食べさせないで
はちみつの中にはボツリヌス菌の芽胞(種のようなもの)が入っていることがあります。芽胞は、通常の加熱では死滅しません。
子どもの脱水症は命取り
乳幼児が下痢やおう吐を伴う病気にかかったときは、「脱水症」に注意が必要です。
乳幼児の体は大人よりも水分の占める割合が大きく、新生児では80パーセントが水分です。
下痢やおう吐がひどいときは、水分が体からどんどん失われてしまいます。体内から水分が失われると、内臓の動きが鈍くなり、尿も減って老廃物が体から出にくくなります。また、意識がもうろうとなり、生命にかかわることもあります。
下痢やおう吐があるときは、早めに医師に受診し、水、番茶、湯ざましなどを30分から1時間おきに何度も与えて脱水を防ぐことが必要です。
調理器具の衛生
乳児は病原菌に対する抵抗力が弱いので、調乳する場所(調乳室)や調理器具の衛生には特に気をつけましょう。
調乳器具の洗浄と殺菌方法
器具の選び方
安全で衛生的なものを選びましょう。
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食品衛生
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