自然毒(動物性、植物性)の知識
ページ番号:280640048
更新日:2025年3月28日
自然毒とは?
自然毒とは、動物や植物がもともと保有している又は食物連鎖により体内に蓄積された有毒成分のことです。毎年、自然毒による食中毒が発生しており、死亡事例もある危険な食中毒です。
動物性自然毒
動物性自然毒による食中毒の主な原因食品は魚や貝です。
命にかかわる猛毒!ふぐ毒
皆様もご存知の通り、ふぐは猛毒を持っています。正しく調理しないと食中毒を起こし、時には死にいたることがあります。日本では食用できるふぐの種類と漁獲場所及び部位が決められているため、それに従うことがフグ食中毒予防の基本となります。
自分で釣ったふぐを調理したり、知人から譲り受けたふぐを食べたことによる食中毒事例が毎年発生しています。素人判断による調理、譲渡は絶対に避けましょう。
潮干狩りでも要注意!貝毒
潮干狩りなどで二枚貝を採取するときにも注意が必要です。アサリなどの二枚貝は、海域に有毒プランクトンが発生すると、貝毒を蓄積することがあります。麻痺性貝毒が蓄積された二枚貝を喫食すると、食後30分程度で顔面麻痺や四肢末端のしびれ等の症状を発症します。下痢性貝毒が蓄積された二枚貝を喫食すると、食後30分から4時間程度で、下痢、吐気、嘔吐等の症状を発症します。
潮干狩りなどで二枚貝を採取するときは、事前に周辺海域の貝毒の発生状況を確認しましょう。
植物性自然毒
植物の中には、食用になるもの、薬になるものがある一方、毒成分を持つ植物も多くあります。毒性の強い植物を誤って食べると死に至るようなこともあります。毎年、各地で有毒植物による食中毒が発生しています。
家庭菜園も要注意!
事例として多いのは、ジャガイモによる食中毒です。ジャガイモの発芽部分や皮(特に緑化した部分)には有毒物質であるソラニン類が含まれており、これによって食中毒が引き起こされます。ソラニンは加熱しても分解されないため、ソラニンが含まれている可能性のある部位は厚めに皮をむいて確実に除きましょう。学校や家庭菜園で育てられた未成熟なジャガイモによる食中毒事例が多くあります。
他にも、有毒物質が含まれるスイセンの葉をニラと間違えて食べて、食中毒になるケースも多く報告されています。
あいまいな知識で、安易に庭や山に生えている野草等を食べたりしないようにしてください。
知らないキノコは採らない!食べない!人にあげない!
秋になると多くなるのが毒をもったキノコによる食中毒です(注釈1)。キノコの毒の中には人を死にいたらせるほど毒性の強いものがあります。食用か有毒か、区別が難しいものが多々あるので、素人判断で野生のキノコを食べるのは絶対に避けましょう。
(注釈1)キノコ類は生物学上は菌類ですが、食中毒統計上では植物として扱います。
自然毒に関するより詳しい情報については下記リンクをご参照ください。
自然毒のリスクプロファイル(厚生労働省ホームページ)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader のダウンロードへ

お問い合わせ
食品衛生
大田区大森西一丁目12番1号 大森地域庁舎
電話:03-5764-0697
FAX:03-5764-0711
メールによるお問い合わせ