1歳未満の乳児にはちみつを与えないでください!
ページ番号:461115648
更新日:2025年1月22日
乳児ボツリヌス症の予防のため、1歳未満の乳児にはちみつを与えるのは避けてください。
乳児ボツリヌス症に注意!
平成29年に、都内において、はちみつの摂取が原因と推定される乳児ボツリヌス症による死亡事例がありました。
乳児ボツリヌス症とは
乳児ボツリヌス症は、1歳未満の乳児がボツリヌス菌を含んだ食品(はちみつなど)を食べて感染する病気です。
1歳未満の乳児は、まだ腸内環境が整っていません。そのため、ボツリヌス菌を含んだ食品を食べると、ボツリヌス菌が腸内で増えて毒素を出すため、便秘、ほ乳力の低下、元気の消失、泣き声の変化、首のすわりが悪くなる、といった症状を引き起こすことがあります。重症では、呼吸困難、呼吸停止がおこり、上記のとおり過去には死亡事例もあります。
ボツリヌス菌の芽胞(熱に強い硬い殻のようなもの)は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。
予防方法
1歳未満の乳児には、はちみつやはちみつ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしましょう。
また、いつも赤ちゃんのお世話をしているお父さん・お母さんだけでなく、祖父母や同居しているご家族にも、1歳未満の乳児にはちみつを与えてはいけないことを伝えるようにしてください。
1歳未満の乳児
関連リンク
お問い合わせ
食品衛生
大田区大森西一丁目12番1号 大森地域庁舎
電話:03-5764-0697
FAX :03-5764-0711
メールによるお問い合わせ