1歳未満の乳児にはちみつを与えないでください!
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更新日:2023年7月3日
乳児ボツリヌス症の予防のため、1歳未満の乳児にはちみつを与えるのは避けてください。
乳児ボツリヌス症に注意!
都内において、はちみつの摂取が原因と推定される乳児ボツリヌス症による死亡事例がありました。
乳児ボツリヌス症とは
乳児ボツリヌス症は、1歳未満の赤ちゃんがボツリヌス菌を含んだ食品(はちみつなど)を食べて感染する病気です。
1歳未満の赤ちゃんは、まだ腸内環境が整っていません。そのため、ボツリヌス菌を含んだ食品を食べると、ボツリヌス菌が腸内で増えて毒素を出すため、便秘、ほ乳力の低下、元気の消失、泣き声の変化、首のすわりが悪くなる、といった症状を引き起こすことがあります。
ボツリヌス菌の芽胞は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。
1歳未満の赤ちゃんには、はちみつやはちみつ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしましょう。
・芽胞とは…高温や乾燥など増殖に適さない環境下において形成される耐久性のある特殊な細胞構造。増殖に適した環境になると、再び増殖を開始します。
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