気候変動の適応策と緩和策
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更新日:2026年10月8日
気候変動とは?
気候変動とは、長い年月をかけて、気温や雨の降り方などが数十年を超える長期にわたって変化する現象のことを言います。
近年は、猛暑日が増加したり、集中豪雨などの極端現象が頻繁に起こったりしていて、私たちの生活にさまざまな影響を及ぼしています。
また、こうした気候変動は私たちの暮らしだけではなく、健康、自然環境、農業、災害などさまざまな分野に影響を及ぼしています。
気候変動の要因は?
現在問題になっている気候変動は、自然要因のもの(太陽活動や火山んの噴火など)もありますが、主な要因はわたしたち人間の活動によるものです。
その中でも最も大きいのは、石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料の使用により排出される温室効果ガスです。
温室効果ガスが大気中に増えることで、地球に熱がこもりやすくなり、大気が温められて気温が上がり(地球温暖化)、雨の降り方などが変化し、気候変動が引き起こされます。
2つの気候変動対策
気候変動をこれ以上悪化させないためには温室効果ガスの排出削減(緩和策)や、既に生じている気候変動の影響への対応(適応策)を進めていく必要があります。

適応策とは?
気候変動による影響に備え、被害をできるだけ小さくするための取り組みを「(気候変動)適応」といいます。
<適応策の例>
例1:「食」を守るための適応策 (農作物の対策)
気温の上昇によって、お米の白未熟粒、りんごの日焼け、トマトの裂果などの品質低下の影響が既に現れています。
お米であれば高温に強い品種に変えたり、りんごやトマトであれば日除けで強い日差しから守ることなどが農作物を守るための「適応策」です。

例2:「気象災害」から身を守るための適応策 (避難場所や避難経路の確認)
近年、過去の気象観測を上回るような短時間の豪雨が増加し、河川の氾濫や下水道の氾濫(内水氾濫)への備えをすることが重要となっていきています。
事前にハザードマップや避難場所を確認し、天気予報や防災アプリを活用することも気象災害から身を守る「適応策」といえます。

緩和策とは?
温室効果ガスの排出を減らし気候変動の原因をできるだけ抑えることを「(気候変動)緩和」と言います。
<緩和策の例>
例1:「エネルギー」の使用を減らす(省エネ行動)
地球温暖化は、温室効果ガスの排出増加が原因といわれています。温室効果ガスの代表である二酸化炭素は、私たちが電気やガス、ガソリンなどのエネルギーを消費することで排出されます。
そのため、暮らしの中でのエネルギーの使い方を見直し、省エネ行動を実践することが地球温暖化の防止につながります。

例2:二酸化炭素の「吸収源」を増やす
地球温暖化を防ぐためには、省エネ行動を通じた大気中への二酸化炭素排出を減らすと同時に、大気中から二酸化炭素を取り除くことも重要となります。
樹木は、太陽からの光エネルギーを利用した光合成の働きによって、大気中の二酸化炭素を吸収しています。吸収した二酸化炭素から酸素と炭素を作り出し、酸素は放出、炭素は幹や枝などの形で蓄えられます。

例3:「再生可能エネルギー」を増やす
再生可能エネルギーとは、太陽光・風力・地熱・水力・バイオマスといった自然界の中から繰り返し取り出すことのできるエネルギーのことをいいます。エネルギーを作り出す時に温室効果ガスを排出しないため、地球温暖化対策の有望なエネルギー源となります。

参考資料
環境省「デコ活」ホームページ「地球温暖化について知る・学ぶ」
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