大気環境中の石綿(アスベスト)濃度の調査

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更新日:2024年3月31日

 大田区では、平成19年度から令和5年度まで、大気環境中のアスベスト濃度調査を実施しました。
 平成27年度からは区内3カ所で年1回実施しており、最新5年間の実施状況は次のとおりです。

1 調査方法
「アスベストモニタリングマニュアル(第4.2版)」(令和4年3月 環境省)による。
2 調査地点
(1) 大森地域庁舎 駐車場脇(大森西一丁目12番1号)
(2) 雪谷特別出張所 駐車場脇(東雪谷三丁目6番2号)
(3) 萩中公園水泳場 プールサイド(萩中三丁目26番46号)

調査結果 大気中のアスベスト総繊維数濃度 (単位:本/リットル )

測定年度


測定方法
(測定対象)

測定場所

大森地域庁舎

雪谷特別出張所

萩中公園水泳場

令和元年度

電子顕微鏡法

(アスベスト繊維数濃度)

0.037未満

0.037未満

0.037未満

令和2年度

0.037未満

0.037未満

0.037未満

令和3年度

0.037未満

0.037未満

0.037未満

令和4年度

0.037未満

0.037未満

0.037未満

令和5年度

位相差顕微鏡法

(総繊維数濃度)

0.41

0.33

0.53


(注釈)
 令和4年度までは電子顕微鏡法を用いてアスベスト繊維数濃度を分析し、令和5年度は位相差顕微鏡法を用いて総繊維数濃度を分析しました。 
 総繊維数濃度とは、長さ5マイクロメートル以上幅3マイクロメートル未満で、長さと幅の比が3:1以上の繊維状物質の濃度のことで、アスベスト繊維以外の繊維も含まれます。
 電子顕微鏡法による試料は、全てにおいてアスベストが検出されませんでしたので、検出下限値未満としています。

(結果の目安)
 大気汚染防止法で特定粉じん(アスベスト)発生施設等の敷地境界の濃度基準は10本/リットル以下と定められてますが、大気中のアスベスト濃度の環境基準は定められていません。
 調査を開始した平成19年度から、区内測定場所のアスベスト総繊維数濃度は1本/リットル以下であり、低い値を維持しています。

 東京都内一般大気中のアスベスト濃度測定結果こちらからご確認ください。

お問い合わせ

環境政策課

環境政策担当(広域監視・調査)
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