大規模災害に備えて

地震などの大規模の災害が発生した時には、歯や口などにけがをするだけでなく、避難所生活が長引いた事でのストレスや偏ってしまった食生活などが原因で、むし歯や歯周病、口内炎（こうないえん）、口臭など口の中の問題がおきやすくなります。

避難した時に歯ブラシなどの口腔（こうくう）ケア用品がなかったり、ライフラインの断絶で水が足りない場合、歯みがきやうがいなどの口の清掃が十分にできなくなり、口の中の問題発生の原因になります。
また、高齢者の場合、口の中を清潔に保たないと、誤（ご）えん性肺炎（せいはいえん）などの呼吸器の病気が増える危険性が報告がされています。
災害によっておきる、口の中のトラブルを予防するには、清潔を保つことが大切です。

いつも使っている歯ブラシなどの口腔（こうくう）ケア用品を、非常用持ち出し袋にも入れておくことで、口の中を清潔に保つことができます。