遺伝子組換え食品

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更新日:2019年3月5日

遺伝子組換え食品は安全なの?

遺伝子組換えとは?

ある生物が持っている役に立つ遺伝子を他の生物の中に組み入れて新たな性質を加える技術です。
従来の品質改良では、掛け合わせで起こる遺伝子組換えや、自然に起こる突然変異を利用していましたが、この技術では、今まで偶然に任されていた遺伝子組換えを計画的に行うことができます。
これにより、食品の生産を量産的、質的に向上させるだけでなく、害虫や病気に強い農作物の改良や、日持ち・加工特性などにも利用できます。害虫や農薬に強いとうもろこしや、アレルゲンを除いたお米、オレイン酸が多く含まれる大豆、コレラのワクチンを入れたバナナなどさまざまな食品が研究開発されています。

安全性審査の義務化について

平成13年4月1日より、安全性未審査の遺伝子組換食品について、輸入販売等を禁止しています。平成15年7月1日から、安全性の評価は、食品安全委員会で行われています。
現在、8作物について安全性が確認されています。(大豆、とうもろこし、じゃがいも、なたね、わた、てんさい、アルファルファ、パパイヤ)

表示の義務化について

組換えDNA技術応用食品及びこれを原料とする加工食品が義務表示の対象となっています。

モニタリング検査の実施

安全が確認されていない遺伝子組換え食品が市場に出回らないように、輸入時にモニタリング検査を実施しています。
また、東京都では安全性を確認していないものが流通していないかどうか、スーパーなどに立ち入って、食品の抜き取り検査を実施しています。

安全性に関する調査研究

遺伝子組換え食品の安全性に関する種々の研究が行われています。(遺伝子の安定性、検知法の開発など)

遺伝子組換え食品の安全性審査の手続きフロー

お問い合わせ

生活衛生課

食品衛生
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