東京2020パラリンピック聖火リレー 大田区の種火を採火
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更新日:2022年1月13日
東京2020パラリンピック聖火リレーで用いられる聖火は、パラリンピック発祥の地であるイギリスのストーク・マンデビルと、開催国である日本全国880超の区市町村から採火された火がひとつになってつくられました。
炎は、人々がパラリンピックを応援する熱意の表れとされています。各地で採火された炎は開催都市で一つに集火され、パラリンピック聖火として、リレーの形で開催都市を巡りました。(東京都では、公道での走行が中止となりました。)
■東京2020パラリンピック聖火リレーについてはこちらから
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会東京都ポータル「パラリンピック聖火リレー」
採火器具の製作
全国の自治体では、様々な場所や方法で種火の採火を行いましたが、大田区では、ものづくりの街であるという特徴を活かし、大田工業連合会青年部に採火で使用する器具(凹面鏡)を製作してもらいました。設計や盤面を立体に加工するヘラ絞りや板金加工、溶接など、それぞれの技術を得意とする8社の協力により完成しました。
【製作した採火器具】
凹面鏡(おうめんきょう)、点火棒
【採火器具製作にご協力いただいた皆様】
・ヘラ絞り加工:富永 聡さん、北嶋 隆之さん、半澤 実さん
・鏡面バフ加工:石井 健一さん
・トーチ溶接:安田 昌功さん
・レーザーカット・曲げ:新井 紀彦さん、尾熊 稔文さん
・設計・図面作成:福富 善大さん
・設計・組立て:関 英一さん
・電解研磨:廣門 伸治さん
製作した採火器具。凹面鏡に太陽光を集め火をおこす
へら絞り加工による凹面鏡製作の様子
大田区の種火の採火
令和3年8月10日(火曜日)、平和の森公園の平和都市宣言記念「愛し子」像の前で、ギリシャのアテネで行われるオリンピック聖火の採火方法と同様に、凹面鏡を用いて太陽光から火を採りました。
採火は、松原区長と製作に携わった大田区工業連合会青年部の5名が立会い、行いました。
凹面鏡で太陽光から種火を取得
大田工業連合会青年部の皆さん
採火器具製作、採火の模様について
採火器具製作の様子や採火の模様をおさめた動画を制作しましたので、ぜひご覧ください。
YouTube大田区チャンネル「東京2020パラリンピック聖火リレー~区内の町工場が製作した採火器具で大田区の種火を採火しました!~」
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