【パラリンピック競技紹介】車いすテニス

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更新日:2020年8月4日

今回は、車いすテニスをご紹介します!大田区では、講演や体験を通して、子供たちとアスリートの交流機会の創出や東京2020大会に向けた気運を醸成しました。また、区内の企業では、競技用車いすの開発を行っています!
【コラム】大田区町工場の力を集結!~競技用車いすの開発に挑戦~

車いすテニスは1976年にアメリカで競技スポーツとして成立したといわれています。パラリンピック競技としては、1988年ソウル大会で公開競技として行われ、1992年バルセロナ大会から正式な実施競技となりました。日本は過去に個人シングルスで連覇をするなど、世界ランキングトップクラスの選手を多く輩出しており、東京2020大会でもメダル獲得に期待がかかります。ルールについては、次にあげる2つ以外については、健常者と全く同じルールで行われます。

☆ルールの違い☆
◇ツーバウンドまで返球が認められる。
→ワンバウンド目がコート内ならツーバウンド目はコート外でも構わない。
◇サーブが難しい場合は、自コートにワンバンドさせてから打ってもよい。
→その場合、試合中にオーバーハンドサーブ(ノーバウンド)のサーブに打ち方を変えることはできない。

☆車いすの使用ルール☆
◇打つ際に、臀部を浮かせてはいけない。
◇足を使ってブレーキや方向転回をしてはいけない。
→上肢障がいで車輪を操作できない場合は、片足に限り、認められる。

☆クラス分けについて☆

一覧
クラス 対象となる選手 種目
男子・女子 脊髄損傷、下肢切断など様々な下肢障害があり、車いすを使用する選手 シングルス
ダブルス
クアード
(性別によるクラス分けはなし)
下肢だけでなく、上肢にも麻痺などの障がいがあり、車いすを使用する選手。握力を補うため、ラケットと手をテープで巻いて固定することが認められている 混合シングルス
混合ダブルス

☆競技の見どころ☆

車いすテニスの見どころは、巧みなチェアワークから繰り出される多彩なストロークです!素早く打点に入り、コースを突く正確なボールコントロールや迫力あるスマッシュは必見です。日本は選手層も厚く、メダル獲得に期待がかかります!

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