平成21年度予算

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更新日:2016年4月1日

平成21年度 予算(案)の編成にあたって

 平成21年度予算は、昨年10月に策定した基本構想と本年3月に策定予定の10か年基本計画(おおた未来プラン)にもとづく本格的な区政の船出予算です。
 一方で、米国発の金融危機が日本経済にもたらした急激な円高と消費低迷は、国内有数の大企業でさえも雇用調整や赤字転落などの苦境に追い込みました。とりわけ中小企業にとっては、受注減や資金繰りの悪化と、たいへん厳しい状況が続いています。
 そこで、大田区では、昨年より区内中小企業を支援するための無利子融資「緊急経営強化資金」を他の自治体に先駆けて実行に移すとともに、公共事業の前倒しや緊急雇用など、区内産業や区民生活を支援するための各種経済対策を急ぎ実施しているところです。
 このような経済状況下で編成した平成21年度の一般会計予算規模は、2,104億9千万円余で、前年度比△83億円、△3.8%と5年ぶりの減額予算となりました。しかし、このマイナスには、各基金への積立てを必要最小限とし、介護サービス関係事業を利用料金制に移行したことなどによる影響が含まれており、これらを考慮した予算の比較では、78億円、3.9%増の実質的な積極予算です。
 私は、困難な財政運営が見込まれる中にあっても、計画に掲げた事業や区民生活の安定に必要不可欠な事業に不退転の決意で臨む覚悟を本予算に込めました。
 この予算のもと、「地域力を活かし国際都市をめざす新しい自治体の創造」をめざして、区民の皆様とともに手を携えて取り組んでまいります。

平成21年2月
大田区長 松原 忠義

詳細は下記のPDFを参照してください。

平成21年度予算(案)の概要

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