池上本門寺

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更新日:2018年9月11日

池上本門寺は、日蓮の入滅後、日蓮に帰依していた池上宗仲いけがみむねなかが、屋敷の一部を寄進したことに始まります。周辺は、区民の憩いの場であると同時に、歴史的遺産の宝庫でもあります。池上本門寺の文化財は多岐に渡ります。ここでは5点に絞ってご紹介します。

池上本門寺 所在地

大田区池上一丁目1番1号

交通アクセス

東急池上線池上駅徒歩約15分

お問い合わせ先

郷土博物館
電話:03-3777-1070
文化財や史跡の概要についてのお問い合わせのみお受けすることができます。その他についてはお受けできませんので、あらかじめご了承ください。

写真:池上本門寺・五重塔の様子
池上本門寺・五重塔

写真:池上本門寺・総門の様子
池上本門寺・総門

総門

総門

ケヤキ造りの壮大な構えの門は、元禄年間(1688年から1704年)に建てられました。広重の浮世絵などにも描かれています。区指定文化財。

総門の扁額へんがく(注釈)非公開

熱心な法華経信者であり、かつ名筆家として知られた本阿弥光悦ほんあみこうえつ(1588年から1637年)の書を彫刻した額です。区指定文化財。

(注釈)扁額へんがく 門戸などに掲げる細長い額のこと

本門寺五重塔

慶長けいちょう13年(1608年)に二代将軍秀忠ひでただの乳母である正心院の発願により造立されました。関東では最古の五重塔で、高さ29メートルあります。国指定文化財。

加藤清正供養塔

加藤清正の38年の忌日にあたる慶安けいあん2年(1649年)に、清正の娘である瑤林院ようりんいんが建てたものです。区指定文化財。

幸田露伴一族の墓所

五重塔を背にして、露伴親子、弟の成友、妹の延子の墓、その隣に次兄の成忠の郡司家の墓が並んでいます。露伴は小説家、成友は歴史学者、延子はピアニスト、成忠は千島を探検したことで有名です。