都市計画道路の整備

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 道路は、都市交通の動脈として振替え輸送機能、日常生活圏内の連絡機能などの直接的機能のほかに、埋設物設置空間、防災・環境保持・環境衛生等の上から多目的な機能をもち、その果たす役割は極めて重要です。
 都市の健全な発展と秩序ある整備をはかるため、都市計画法にもとづいて建設計画が決定された道路を都市計画道路とよんでいます。
 都市計画道路は、それぞれの目的により次のように分類されています。
(1)幹線街路
 交通の動脈をなす街路であり、放射線と環状線とからなっています。放射線は、都心部と周辺部とを放射状に結び、環状線は周辺部相互を連結します。これらが一体となり、効果的な交通処理が図られるようにくもの巣状に組み合わされています。

(2)補助線街路
 幹線街路の補助的な役割を果たすばかりでなく、市街地の適正な構成と、近隣生活圏の形成とを図るために計画されています。
(3)区画街路
 近隣住区等の地区における宅地の利用に供するため計画された街路です。

(4)特殊街路(自転車歩行者道、新交通専用道等)
 歩行者や自転車が交通事故の危機を感じずに快適に通行できる空間として、自転車歩行者道、歩行者専用道及び地下道等が計画されています。

(5)その他
 その他の都市計画道路としては、交通広場、駅付近街路などがあります。

大田区内で事業中の都市計画道路事業