特集展示「開校!日本飛行学校-大空にかけた夢-」のご案内

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更新日:2024年6月6日

羽田“空の歴史”の始まり

 羽田に日本初の国営民間航空専用飛行場「東京飛行場」が開設されるのは昭和6(1931)年8 月25 日のことですが、羽田の”空の歴史“は羽田の空を飛行機(玉井式2 号機)が初飛行に成功した大正5(1916)年10 月5 日まで遡ります。この日は、羽田町穴守に日本飛行学校が創立された記念日です。創立に携わったのは栃木県出身で21 歳の相羽有と、三重県出身で24 歳の玉井清太郎。親の遺産を相羽が提供して主事(校長)となり、玉井が主任操縦教官となりました。
 練習生は相羽が記者を務めていた雑誌『飛行界』などで募集し、最年少は16 歳、24 歳の早稲田大学理工科卒の学生も入学してきたといいます。練習生たちは専属工場で飛行機の製作技術を磨く一方、多摩川河口に位置する砂浜(三本葭)で天気の良い日は早朝から夕方まで初歩的な地上滑走と直線飛行の訓練に明け暮れ、憧れの飛行士を目指しました。
 本展では日本飛行学校の歩みと、関係者のプロフィールを紹介し、羽田の“空の歴史”の始まりについて振り返ります。


展示の全体風景


三本葭での玉井式2号機の初飛行/大正5年10月5日


日本飛行学校の葭簀張りの格納庫/大正5年


稲垣足穂自筆原稿「ヒコーキ野郎たち」/昭和44年

会期

令和6年5月21日(火曜日)から令和6年7月21日(日曜日)まで

開館時間

午前9時から午後5時まで

会場

3階特集展示コーナー

入館料

無料

休館日

月曜日(休・祝の場合は開館)
令和6年6月24日(月曜日)から令和6年6月28日(金曜日)まで(館内消毒のため)

お問い合わせ

大田区立郷土博物館

大田区南馬込五丁目11番13号
電話:03-3777-1070
FAX :03-3777-1283
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