狂犬病について
ページ番号:697271687
更新日:2023年7月6日
狂犬病とは
狂犬病ウィルスを持った動物にかまれるなどして感染し、発症するとほぼ100%死に至る恐ろしい病気です。現在、有効な治療方法はありません。
近隣国を含め、世界のほとんどの国や地域で発生しています。日本では長い間発生はありませんが、人や物の国際交流がさかんな現代では、国外から狂犬病が侵入する可能性があり、警戒が必要です。
狂犬病予防注射について
飼い犬の予防注射を徹底することで、狂犬病のまん延を防ぐことができます。
日本では、狂犬病の発生とまん延防止のため、犬の飼い主には「犬の登録」と「毎年一回の狂犬病予防注射の接種」が法律で義務付けられています。
狂犬病の発生、まん延を防ぐために、飼い犬の登録・狂犬病予防注射を必ず行ってください。
飼い犬が人を咬んだら(咬傷事故)
飼い主は誠意をもって対応してください
(1)すぐに傷口を水道の水で洗い流し、小さな傷でも医師の診察を受けるよう勧めてください。
(2)お互いの連絡先を確認してください。
(3)事故発生時から24時間以内に、「事故発生届出書」を生活衛生課へ提出してください。
(4)事故発生時から48時間以内に、咬んだ犬の狂犬病の有無について動物病院で検診を受けてください。
予防注射を受けた犬であっても検診が必要です。
(5)検診終了後、結果を生活衛生課へ必ず届け出てください。
狂犬病の疑いがあった場合、一刻も早く被害者の治療を開始する必要があります。
台湾での狂犬病の発生について
台湾は、日本と同様に狂犬病が発生していない世界でも数少ない地域の一つでしたが、平成25年7月に、52年ぶりに野生のイタチアナグマに狂犬病の感染が確認され、その後、イタチアナグマに咬まれた飼い犬1頭の狂犬病の感染が確認されました。
海外に行く際は、その国の狂犬病の発生状況を確認し、動物にむやみに手を出したり近づかないように注意してください。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader のダウンロードへ
お問い合わせ
大田区大森西一丁目12番1号 大森地域庁舎6階
電話:03-5764-0670
FAX :03-5764-0711
メールによるお問い合わせ