インフルエンザ
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更新日:2024年12月19日
東京都内のインフルエンザ定点医療機関からの令和6年12月9日から12月15日(第50週)の患者報告数が17.36人となり、都の注意報基準を超えました。
今後、さらなる流行が広がる可能性があります。インフルエンザの予防、拡大防止のために、引き続き、こまめな手洗い、消毒、咳エチケット、人ごみに行く時のマスク着用等の基本的な感染予防策を一人ひとりが心がけましょう。
インフルエンザとは
インフルエンザはインフルエンザウイルスによって起こる病気で、飛まつ感染と接触感染により人から人へと広がります。一度感染しても、同じシーズンに別のタイプのインフルエンザにもかかる可能性があります。
現在の流行状況
区内の感染症の発生状況を毎週更新しています。インフルエンザについても掲載しています。
症状
症状が出るまでの潜伏期間は1日~3日程度です。
典型的なインフルエンザの症状は、突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などで、のどの痛みや咳、鼻水などもみられます。通常の風邪に比べて全身症状が強いことが特徴です。
多くの人は軽症のまま回復しますが、10歳未満の子ども、高齢者、免疫力の低下している人などは重症化して肺炎や脳炎になることがあるので注意が必要です。
症状がある時は、かかりつけ医などの医療機関に連絡してから、マスクを着用して受診しましょう。
治療・療養
治療
主に症状を緩和するための対症療法が行われます。 医師の判断により、抗インフルエンザ薬(商品名:タミフル、リレンザ、ラピアクタ、イナビル、シンメトレルなど)が使われることもあります。
療養
療養中は、水分補給と十分な睡眠を心がけましょう。
処方された薬は、最後まで飲みきりましょう。
発症から7日間は周囲の人への感染の可能性があります。受診以外の外出は控え、自宅ではなるべく家族と別の部屋で過ごしましょう。
咳エチケットを守り、こまめに手を洗いましょう。
予防方法
ワクチン接種
インフルエンザワクチン接種は、例年10月から始まります。
免疫をつけ、死亡者や重症者の発生を減らすことが目的です。
接種については、かかりつけ医などの医療機関にお問い合わせください。
手洗い
外から帰った時、咳やくしゃみを手で覆った時などは、こまめに手を洗いましょう。
流水と石鹸を使い、手指の各部分を丁寧に洗いましょう。
流水で手を洗えない時には、手指にすり込むタイプのアルコール製剤も有効です。
咳エチケット
咳やくしゃみをする時は、周囲の人から顔を背け、ティッシュやマスクで口と鼻を覆いましょう。
咳が出る時はマスクを着けましょう。
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