新型コロナウイルス感染症

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更新日:2024年10月1日

新型コロナウイルス感染症の陽性者が増加しています。普段から手指衛生を意識し、症状のあるときはマスク着用などの咳エチケットを心がけましょう。

1 新型コロナウイルス感染症とは

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、コロナウイルス(SARS-CoV-2)による呼吸器感染症です。
主な感染経路は飛まつ感染と接触感染ですが、換気が不十分であったり混雑した室内では、エアロゾルと呼ばれる小さな粒子でも感染の原因となることが知られています。
感染を疑う症状として、発熱、咽頭痛、頭痛、体のだるさ、咳などが挙げられます。

2 感染したら

感染が疑われるとき

重症化リスクの高い方(高齢者、基礎疾患を有する方、妊婦など)や、症状が重いなど受診を希望する方は、かかりつけ医に連絡し、その指示に従ってください。
市販の抗原検査キットを購入してご自身で検査をする場合は、「体外診断用医薬品」または「第1類医薬品」と表示されたものを使用してください。

感染したとき

感染症法上の療養・隔離期間はなくなりましたが、発症後5日間は周囲の方に感染するおそれがあります。マスクなどで感染の予防をしたり、重症化リスクの高い方(高齢者、基礎疾患を有する方、妊婦など)との接触には注意が必要です。5日目に症状が続いていた場合は、症状軽快後24時間程度が経過するまでは外出を控えることを推奨します。
令和6年4月1日から特例的な取扱いが終了し、通常の医療体制に移行しました。新型コロナウイルス治療薬の費用及び入院の療養費用については、医療保険の自己負担割合に応じた負担が発生します。なお、高額療養費制度の適用があります。

療養の目安

3 新型コロナウイルス感染症の療養終了後も続く症状(いわゆる後遺症)について

療養終了後も続く症状(いわゆる後遺症)とは

新型コロナウイルス感染症から回復した後にも、様々な症状がみられる場合があります。WHO(世界保健機関)は、後遺症を「新型コロナウイルスにり患した人にみられ、少なくとも2カ月以上持続し、また、ほかの疾患による症状として説明がつかないもの」と定義しています。症状の一例として、疲労感・倦怠感、咳、嗅覚・味覚障害などが挙げられます。
詳細は下記リンクをご確認ください。

後遺症対応医療機関・相談窓口

症状が続く場合や新たに症状が出現した場合も含め、まずはかかりつけ医などの地域の医療機関に相談しましょう。

●後遺症対応医療機関マップ
かかりつけの医療機関での受診が難しい場合など、他の医療機関を検索する際にご活用ください。スマートフォンやパソコンから症状等を絞って検索ができ、マップ上に対応医療機関が表示されます。

●医療以外の各種相談窓口
後遺症による失業や生活困窮といった生活全般の相談など、医療的な相談以外に必要が生じた場合にご活用ください。

4 新型コロナウイルスに感染しないために

ご自身が新型コロナウイルス感染症と診断されたり、身近に感染者がいる場合には、以下の予防対策が推奨されています。

●手洗い
指先やつめの間・親指の周り・手首などは特に汚れが残りやすい箇所ですので、よく洗いましょう。すすぎは十分に行い、清潔なタオルかペーパータオルで拭きましょう。

●換気
集団感染を防ぐためにも、窓を開放するか、機械換気(空気調和設備、機械換気設備)を使用し適切な換気を行いましょう。

●咳エチケット
くしゃみや咳が出るときは、飛まつ(しぶき)にウイルスを含んでいるかもしれません。マスクの着用を含む咳エチケットをお願いします。マスクがない時には、ティッシュやハンカチで口・鼻を覆いましょう。とっさの時には、袖口など面積の広い部分で口・鼻を覆い、咳エチケットをこころがけましょう。

5 予防接種

新型コロナワクチンには、重症化を防いだり、発熱や咳などの症状がでること(発症)を防ぐ効果があります。

6 区内の流行状況

大田区では、感染症発生動向調査のなかで新型コロナウイルス感染症の定点医療機関からの報告を集計しています。
詳細は、下記リンクの「1.定点報告疾患週別報告数の推移」、「2.定点報告疾患定点当たり報告数の週別推移グラフ」をご確認ください。

7 さらに詳しく知りたい場合は

お問い合わせ

感染症対策課

大田区蒲田5丁目13番14号
電話:03-4446-2643
FAX :03-5744-1524
メールによるお問い合わせ