6月は就職差別解消促進月間です
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更新日:2024年5月15日
就職差別解消促進月間とは
東京都では、平成12(2000)年度から、毎年6月を「就職差別解消促進月間」として、就職差別をなくし就職の機会均等を確保するため、広く企業や都民に対し、集中的に各種啓発活動を展開しています。
大田区における就職差別に関する意識
令和5(2023)年度に大田区が実施した「人権に関する意識調査」で、採用試験時における質問内容・提出物に対する考えを聞いたところ、次のような結果でした。
問 あなたが就職する際の採用試験で、次のようなことを聞かれたり、提出を求められたりしたら、あなたはどう思いますか。
(1)戸籍の謄抄本に関すること
「問題がある」32.0%、「問題はない」47.2%、「どちらともいえない」18.4%
(2)本籍地の町丁名や地番
「問題がある」27.9%、「問題はない」53.1%、「どちらともいえない」17.0%
(3)親の職業や勤務先
「問題がある」40.4%、「問題はない」39.3%、「どちらともいえない」18.1%
(4)家族の職業や勤務先
「問題がある」40.2%、「問題はない」38.4%、「どちらともいえない」19.3%
(5)自宅付近の略図
「問題がある」29.3%、「問題はない」49.7%、「どちらともいえない」18.6%
(6)住まいの周辺環境
「問題がある」24.1%、「問題はない」52.8%、「どちらともいえない」20.7%
(7)尊敬する人物
「問題がある」9.8%、「問題はない」72.1%、「どちらともいえない」15.9%
(8)愛読書
「問題がある」7.9%、「問題はない」72.9%、「どちらともいえない」17.0%
実は、(1)~(8)の項目は採用試験時に聞く内容としては公正採用の観点から問題があります。
採用選考に必要のない個人情報(適性・能力以外の情報)を収集することは職業安定法に違反し、改善命令や罰則が適用される場合があります。
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