避難所におけるペットの同行避難について

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更新日:2020年8月21日

区では災害に備えて、各学校防災活動拠点会議(避難所運営協議会)にて、ペットの同行避難対策について検討を進めております。

なぜ、ペットの同行避難対策を行うの?

 避難所にペットを受入れてもらえないために、自己所有の車内での避難生活を続け、エコノミークラス症候群で亡くなった方がいた事例や、ペットがいるからと自宅にとどまり二次被害に巻き込まれた事例がありました。
このように「ペットの受入先がなく避難できない」ために、その場にとどまることは新たな被害につながる可能性があります。
 また、飼い主がむやみにペットを放すと、ペットが放浪動物となり周囲の人に危害を加えるおそれがあります。また、放されたペットが繁殖により増加し、公衆衛生上の環境の悪化や生態系、野生生物への影響を与えるおそれがあります。
 過去の教訓を踏まえ、一人でも多くの命を守ることや災害時の混乱を防ぐためにペットの同行避難対策が必要になります。

配慮をする必要があること

 避難所は、多くの避難者が生活を送る場所です。動物が苦手な人や動物にアレルギーを持つ人、高齢の方や乳幼児なども生活します。避難所では、飼い主が自覚と責任を持ち、ルールを守り、ペットの飼育管理を行うことが必要です。

では、具体的にどうしたらいいの?

 区では、区の考え方などをまとめた『大田区ペットの災害対策ガイドライン』や災害時に実際に使える『避難所におけるペット対応標準マニュアル』を作成しました。
 飼い主の備えや学校防災活動拠点会議(避難所運営協議会)での検討事項などをまとめましたので、参考にしてください。
 災害時にペットを守れるのは飼い主だけです。大切なペットを守るために、災害に備えて日頃から準備をしておきましょう。

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生活衛生課

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