学校給食

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更新日:2024年12月18日

大田区の学校給食

 大田区の学校給食は、成長期の児童・生徒にバラエティ豊かでバランスに富んだ季節感あふれるメニューを、安全・安心な食材を使用して、各学校の給食室で手作り調理し提供しています。また、子どもたちが良い食習慣を身に付け、生涯にわたって健康に過ごすことができるよう食育にも努めています。

1 学校給食の目標(学校給食法より)
(1) 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
(2) 日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
(3) 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
(4) 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
(5) 食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
(6) 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
(7) 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。

2 学校給食の運営経費
 学校給食法及び同法施行令において、給食費の実施に必要な経費のうち、施設や設備に要する経費、学校給食の運営に要する経費は公費負担とし、それ以外の経費は児童・生徒の保護者が負担とされています。このことから、保護者の皆さまが負担している給食費は全て食材料費に充てられています。

大田区学校給食費(平成29年4月改定)
  月額給食費
小学校 低学年
(1・2年生)
4,100円
中学年
(3・4年生)
4,500円
高学年
(5・6年生)
4,950円
中 学 校 5,350円

≪注釈≫大田区における無償化の取組みは、以下に記載の『区立小中学校の学校給食費の無償化』をご参照ください。

区立小中学校の学校給食費の無償化

 物価高騰が生活に大きな影響を及ぼす中、保護者の皆様の経済的負担を軽減し、より一層の子育て世帯への支援の充実を目指し、令和5年度に引き続き、令和6年度(令和6年4月分から令和7年3月分)においても区立小中学校の学校給食費の無償化を実施しています。また、国が無償化を実施するまでの当面の間、 都区間連携のもと、令和7年度以降も学校給食費の無償化を実施します。

学校給食における食物アレルギー対応について

 大田区教育委員会では、食物アレルギー対応基本方針を策定し、区立小・中学校の給食において、アレルギー疾患のお子さんが安心して学校生活が送れるよう対応しています。このたび、学校給食のより一層の安全・安心かつ確実な食物アレルギー対応の実現を図るため、令和6年9月1日付けで食物アレルギー対応基本方針を改正しました。なお、対応申出等の用紙は学校からお渡しします。

大田区から日本各地へ! 「あげパン」誕生

 昭和27年頃、嶺町小学校の調理師によって考案されました。「固くなったパンをおいしく食べる方法はないだろうか」と試しに揚げてみたのが始まりのようで、昭和29年の給食日誌に記録が残っています。長い歴史を経てきた「あげパン」は今でも子どもたちに人気のメニューのひとつです。

大田区生まれ「たこぺったん」

平成7年頃、区内の小中学校で勤務していた栄養士が発案しました。生徒から「たこ焼きが食べたい」とのリクエストがあり、こどもたちの要望に応えるため、試作を重ね、大きさや形、具材の切り方も工夫して開発しました。馬込東中学校の献立で登場し、中学校の献立として広まり、小学校では、糀谷小学校で平成12年に初登場し、今現在も区立小中学校に受け継がれ、こどもたちに大好評のメニューになっています。


たこぺったんレシピ


たこぺったん写真

海苔を使った給食献立

大田区大森で、江戸時代中期から始められた海苔養殖は、昭和38(1963)年春、長い歴史に幕を閉じましたが、今も多くの海苔問屋が残り、全国に販売する海苔流通の要となっていることから、大田区は「海苔のふるさと」として広く知られています。
大田区の歴史に触れる機会として、2月6日の「海苔の日」に給食で海苔を使った献立を提供する取組を実施しています。
海苔を使った給食献立を紹介します。


ささみ海苔チーズ春巻き レシピ


ささみ海苔チーズ春巻き給食


海苔の佃煮 レシピ


海苔の佃煮給食

東邦大学との連携事業  令和6年度給食献立の共同研究・開発

東邦大学と区立学校の栄養教諭・栄養士が連携し、「減塩」と「偏食改善」をテーマに献立開発を進めています。
5月から打ち合わせを重ね、8月に開発献立の試作会を実施しました。今後モデル校で開発献立の実施を予定しています。

試作会

献立の開発テーマ 

  1. 減塩:無塩パンの活用、塩分摂取量を減らしても残菜が少ない献立

  2. 偏食改善:苦手な食材(食物繊維を多く含む食材)を使用しても残菜が少ない献立  

東邦大学からの提案献立、栄養教諭・栄養士が開発した新献立を試作しました。調理方法や味を確認し、分量変更や調理方法の調整を行い、モデル校での実施に向けた検討を行いました。

試作会 様子
試作会の様子

試作会 献立
東邦大学からの提案献立

開発献立のモデル実施

9月から11月にかけて、減塩・偏食改善をテーマに開発した新献立をモデル校にて実施します。モデル校で実施後の結果から作り方や分量を見直すなどして、より望ましい献立を目指します。東邦大学の先生方もモデル校での調理作業、児童の喫食状況を確認しました。

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お問い合わせ

学務課
保健給食係
大田区蒲田5丁目37番1号(ニッセイアロマスクエア5階)
電話:03-5744-1431
FAX :03-5744-1536
メールによるお問い合わせ