「おおた未来プラン10年（後期）」(平成26年度から平成30年度)

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大田区は、大田区基本構想で区の将来像として掲げた「地域力が区民の暮らしを支え、未来へ躍動する国際都市　おおた」を実現するため、平成21年3月に区の基本計画である「おおた未来プラン10年」を策定し、着実にその歩みを進めてきました。
　未来プランは、策定当初から社会経済状況の変化に対応するため、平成21年度から30年度までの10か年の計画期間を、前期5年間、後期5年間に分けて計画化することとしています。前期の最終年にあたり、「おおた未来プラン10年（後期）」を策定いたしました。この5年間には、リーマンショックに端を発した経済情勢の停滞や東日本大震災の発生、少子高齢化の進行、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催決定など、区民の皆様の生活や区政に大きな影響を与える社会経済状況の変化がありました。
　区は、前期5年間の取り組み成果を検証するとともに、こうした変化に的確に対応し、後期5年はもちろん、その先も見据えながら、区の将来像実現に向けて一層力強く推進する後期プランとしました。
　策定にあたっては、おおた未来プラン（後期）策定懇談会や、パブリックコメント、及び区民説明会を通じ、広く区民の皆様から多様なご意見をいただき、作成の参考にさせていただきました。ご意見、ご提案をお寄せいただいた皆様に、改めて心より感謝申し上げます。
　区民の皆様とともに、「地域力」と「国際都市」を区政の推進力とし、大田区の安全・安心と暮らしやすく、にぎわいのあるまちづくりを一層力強く前進させるため、未来プラン（後期）を着実に実施してまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

平成26年3月
大田区長　松原忠義