おおた区報WEB版 令和7年2月11日号〔トップページ・特集〕
更新日:2025年2月11日
特集
人が集まり、多彩で魅力的な景観のあるまちに
大田区は住宅地・商店街、最先端のものづくりの技術を有する工業地帯、多摩川などの水辺や緑などの自然にも恵まれ、さまざまな顔を持っています。こうした多彩な風景だけでなく、私たちの生活の楽しさや快適さ、地域の営みも景観の一つです。区では区民の皆さまや事業者、景観に関わるさまざまな方々や団体とともに多彩で魅力的な景観づくりを進めています。
第4回 大田区景観まちづくり賞
街並み景観部門
地域の個性が感じられる、あるいは魅力的な景観形成に貢献しているもの
マチノマ大森
地域のコミュニケーションスペース
築145年の南馬込古民家改修
「新しい」古民家に蘇らせた改修事例
新参道テラス
まちに開かれたほっと一息つける場所を提供
大森ふるさとの浜辺公園
東京23区内で初となる砂浜のある区立公園
龍子記念館・旧川端龍子邸
令和6年3月に国の登録有形文化財(建造物)に登録
景観づくり活動部門
区民・団体・事業者などが取り組む、魅力的な景観形成に貢献している活動
呑川こども鯉のぼり祭
地域に愛される魅力的な空間へ
蒲田東口おいしい道計画
街路とパブリックスペースを活用したイベントを実施
羽田ふるさと再生プロジェクト
干潟保全を通じて地域への愛着と誇りを醸成
NEW!みどりづくり部門
優れた緑化計画を行い、特に周辺地域の環境と景観の向上に資するような優れた緑化が行われたもの
Canon Institute of Software Technology
緑のネットワークで地域とつながる
街並み景観部門
築145年の南馬込古民家改修
臼田 有吾 さん
父から「この家を残してほしい」と言われ続けてきました。古民家を“残す”だけでなく“住める”ものだと思った私は、これまでの建築家としての知識を全て注ぎ込み、代々受け継がれてきたこの家を居心地良く暮らせるものに蘇らせました。1番大切にしたことは地域とのつながりです。地域の情緒は個々で成り立つものではなく、個々がつながることで生まれるものだと思っています。この古民家がその一助になればうれしいです。
みどりづくり部門
Canon Institute of Software Technology(CIST)
キヤノン 株式会社 高橋 恭子 さん
敷地内に多摩川周辺と同種の樹木を多く植えるなど、当社を介して豊かな多摩川の自然を下丸子地域につなぐ「緑のネットワーク」としての役割を意識した景観づくりを行っています。今回のCIST建設の際も、ガス橋から連続するケヤキ並木や秋にこどもたちが拾えるどんぐりを落とすシラカシを植えるなど、地域の皆さんにこのつながりを感じていただける景観をめざしました。 “つながり”を大切に、これからも地域に開かれた活動を行っていきます。
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