おおた区報WEB版 令和6年9月1日号〔トップページ・特集〕
更新日:2024年9月1日
特集
「もしも」の備え、「今」できること
8月8日に日向灘を震源とする大規模な地震が発生し、同日には南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が初めて発表されました。日本は世界の中でも自然的条件から災害が起こりやすい国です。防災意識を普段の生活に取り入れ、あらためていざという時のためにしっかり備えておきましょう。
ライフラインに合わせた備えを!
ガス
供給が遮断されると…
- お風呂に入れない
- 調理ができない
備えるもの:カセットコンロ・ボンベ、ウエットシート、ドライシャンプー など
被災者の声
東日本大震災 体験談
1週間以上入浴ができず、つらかった。
水道
断水が発生すると…
- トイレが使えない
- 飲み水がない
- 歯磨きができない
備えるもの:災害用トイレ(1日当たり1人5個)、飲料水(1日当たり1人3リットル)、歯磨き用ウエットティッシュ など
東日本大震災 体験談
家のトイレが1週間以上使えなかった。最寄りの仮設トイレまで、1日に数回500メートルほど歩いた。
電気
停電・計画停電が実施されると…
- 夜に身動きが取れない
- 携帯電話の充電ができない
- 冷暖房器具が使えない
備えるもの:モバイルバッテリー(電池式やソーラー式)、懐中電灯、防寒具、カイロ、冷却スプレー、汗拭きシート など
能登半島地震 体験談
モバイルバッテリーを持って避難したので、バッテリーには困らなかった。
通信
電話やネットなどの通信障害が発生すると…
- 家族と連絡が取れない
- 情報収集ができない
備えるもの:携帯ラジオ
今できること:災害用伝言ダイヤル(171)を覚える、家族と集合場所を決める、大田区防災アプリをダウンロードする など
東日本大震災 体験談
携帯電話がつながりづらく、地震や津波の被害状況が把握できなかった。
備える・使う・補充する ローリングストックを生活に取り入れましょう
普段の買い物で少し多めに購入し、消費期限を確認しながら消費と補充を繰り返すことで、常に一定量の備蓄を維持できます。
ライフスタイルに合わせて、必要なものを備蓄しましょう。
ポイント
- 普段食べている物を少し多く購入
- 2か月から3か月に1回、消費期限の確認
- すぐに取り出せる場所に置く
ローリングストックに適している備蓄品
- 飲料水
- 野菜・フルーツジュース
- カレー・スープなどのレトルト食品
- 缶詰、瓶詰の食品
- フリーズドライの汁物
- ドライフルーツ、ナッツ
- ようかんやチョコレートなどの日持ちするお菓子
- ウエットシート
- カセットボンベ
- 乾電池
- 使い捨てカイロ
- ラップ、紙皿、割り箸 など
区民参加型情報伝達訓練〈風水害編〉は「令和6年度 区民参加型 情報伝達訓練〈風水害編〉 アプリで確認!あなたの避難行動は!?」へ
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