おおた区報WEB版 令和5年9月11日号〔トップページ・特集〕
更新日:2023年9月11日
目次
特集
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分ければ資源 混ぜればごみ
プラスチックの回収を始めています
プラスチックは、燃やすと地球温暖化の原因となる温室効果ガスが発生します。また、主に石油から作られているため、大量消費・大量廃棄が石油資源の枯渇につながります。
区では、温室効果ガスの削減に向けて、プラスチックを資源として回収する取り組みを令和4年11月から、区内一部地域で先行実施しています。今後、実施状況を踏まえながら段階的に拡大し、令和7年度には区内全域で実施する予定です。
大田区は、2050年までにプラスチックごみ“ゼロ”を目指しています
大田区は、SDGs未来都市、自治体SDGsモデル事業にふさわしい、持続可能な取り組みを行っています。
実施地域で回収するプラスチックって?
主なプラスチック製品
(1)食品トレイ
(2)発泡スチロール
(3)菓子袋、食品包装
(4)ペットボトルのラベル・キャップ
(5)シャンプー・洗剤のボトル類
(6)プラスチック製ハンガー
(7)CD・DVD
(8)プラスチック製おもちゃ・生活用品
出し方のポイント
- プラスチックとして出せるかどうかの1つの目安として、全てプラスチックで作られているか、プラマークがあるかを確認してください
- 中身や汚れを取り除いてください
- 分別方法の詳細は区ホームページをご覧ください
(注釈)プラスチックの回収は、一部地域で先行して実施しています。実施地域以外にお住まいの方も、今後、地域を拡大していきますのでご協力をお願いします
プラスチックを回収することによる効果
区内全域で実施した場合に1年間で削減できる量
可燃ごみの削減量
1年間当たり5,411トン:45リットルのごみ袋 約34万個分
二酸化炭素削減量
杉の木 392,701本が1年間に吸収する量に相当
杉の木1本で年間約14.1キログラムの二酸化炭素を吸収します
回収したプラスチックのその後
ドライアイスや工業用のアンモニアなどに生まれ変わり、資源として再利用されます。
実施している地域の方の声
西糀谷三丁目町会 会長 松原浩史 さん
プラスチックを資源として分別を始める前は、そんなにプラスチックが出るのかなあと思っていました。実際にやってみると、日頃から使っている物はプラスチック製品が多いんだと改めて実感しています。今では、プラスチックは分別しなければいけないという意識に変わってきました。初めは分別方法に迷うこともありますが、徐々に慣れていきます。最初から全てを分別しようとすると大変になってしまうので、まずは手間をかけずに、できるところからやっていくのがおすすめです。
令和5年10月1日から実施地域を拡大します
実施地域では、10月1日からプラスチックを回収する曜日を新たに設けます。詳細は区ホームページをご覧いただくか、問合先にお問い合わせください。
そのほかのごみに関するお知らせは「ごみに関するお知らせ 10月1日から粗大ごみ処理手数料・事業系有料ごみ処理券の料金を改定します」へ
お問い合わせ
広聴広報課
電話:03-5744-1132
FAX :03-5744-1503
メールによるお問い合わせ(広聴広報課広報担当)