おおた区報WEB版　令和5年7月11日号〔トップページ・特集〕

　勝海舟記念館では、幕末の偉人・勝海舟の生誕200年を記念し、4会期連続で開催する特別展を通して、海舟77年の生涯に迫ります。従来あまり着目されてこなかった家族や従者の視点を交え、海舟や家族の素顔に注目します。また、令和3年度実施のクラウドファンディングによる皆さまからのご寄付で修復した資料、新たに制作した特別映像も展示しますので、ぜひご覧ください。

[1]プロローグ
（終了）1月6日から4月16日
「プロローグ 出帆　麟太郎と四人の先達たち」

[2]幕末編
（開催中）4月21日から8月6日
「家族と歩んだ幕末　留守を預かる家人たち」

[3]明治編
8月11日から11月26日
「家族と歩んだ明治　海舟書屋へのいざない」

[4]エピローグ
12月1日から令和6年3月10日
「エピローグ 終着　安息の地　洗足池へ」

　動乱の国内を奔走し、家を空けがちだった海舟と、その留守を預かった家族・従者たちはいかに支え合い過ごしたのか、初公開資料から紐(ひも)解きます。中でも母や妻、息子たちとの間で交わされた手紙は必見。家族たちとの関係から浮かび上がる、海舟の新たな一面をご覧ください。

　江戸無血開城後、約4年間の静岡移住の後、東京・赤坂氷川に居を構え、腰を落ち着けた海舟と家族たち。クラウドファンディングで修復した「伯爵勝家所有地実測平面図」や家族の肖像画を展示し、近代へと歩みを進めた一家の姿に迫ります。

[2]海舟の長男・小鹿(ころく)の視点から特別展を解説する映像

[3]「赤坂氷川邸」の屋敷内を紹介する映像（8月11日から公開）

　近隣の小池小学校の児童が、勝海舟記念館の魅力をデザインした「しおり」を制作しました。特別展を観覧いただいた小学生・中学生は、4種類の「しおり」がランダムに入ったカプセルトイを体験できます。
（注釈）カプセルトイのケースは回収します

　勝海舟記念館ミュージアムショップで発売中。

特別展図録　1,000円
ほぼ初公開資料を収録

勝海舟名言集　1万円（限定100個）
町工場の技術が集結した特注品

開館時間　午前10時から午後6時　（注釈）月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始を除く
入館料　一般300円、小学生・中学生100円　（注釈）各種割引有り
所在地　大田区南千束2-3-1　東急池上線「洗足池」駅下車　徒歩6分

勝海舟記念館についての詳細はこちら

勝海舟記念館　電話：03-6425-7608　FAX：03-6425-7610

特別展に関連するイベントの紹介「勝海舟生誕200年記念イベントのお知らせ」へ