おおた区報WEB版 令和5年2月11日号〔トップページ・特集〕
更新日:2023年2月11日
特集
すべての人へ届ける“やさしさ”
ユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザイン(UD)とは、障がいの有無、年齢、性別、国籍などにかかわらず、さまざまな方が利用しやすいよう、あらかじめ都市や生活環境をデザインすることです。
誰もが安心して暮らせるまちをつくるには、建物や道路など生活環境の整備とともに、生活する一人ひとりがやさしさや思いやりを持つことが大切です。身の回りにはどんな工夫があり、自分にはどんな行動ができるか考えてみませんか。
こんなところに!身近にあるUD
まちなかには
さまざまな人に伝わるように
外国語表記やピクトグラム(注釈)に加え、書体や色彩にも配慮した案内・誘導サインの設置を進めています。
(注釈)情報や指示、案内などを単純化された絵や図形で表したもの
誰もが移動しやすいように
歩車道の間の段差を解消し、点字ブロックなどを設置することで、さまざまな方に配慮したまちづくりを進めています。
やさしさ・思いやり
バリアフリートイレではやさしさを
一般トイレを使うことが難しい方がいます。必要な方が使えるように、空いていても使用は控えましょう。
エスカレーターに乗るときは思いやりを
けがや障がいなどにより、左右どちらかのベルトしかつかめないなど配慮を必要としている方がいます。誰もが安心して利用できるよう、エスカレーターでは歩かないようにしましょう。
知っていますか?
ヘルプカード(たすけてねカード)
障がいのある方などがあらかじめ必要な支援内容を記入し、緊急時に、周囲に自分の困りごとを伝えるためのカードです。もし、ヘルプカードを提示されたら、できる範囲のお手伝いをしましょう。
こんなひと工夫が
シャンプーやリンスの容器
触るだけで区別できるように、シャンプーの容器には凹凸がついています。
酒類の缶の点字表示
視覚に障がいのある方がジュースなどの缶との違いが分かるように、ふたの部分には点字で「おさけ」と書かれています。
知ることから始めよう おおたUDライフ
UDの考え方、日常生活で私たちにできる行動などを紹介しています。問合先で配布のほか、区ホームページでもご覧いただけます。
お問い合わせ
広聴広報課
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FAX :03-5744-1503
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