おおた区報WEB版 令和4年8月11日号〔トップページ・特集〕
更新日:2022年8月11日
特集
子どもたちの安全を守るために
子どもは通学や友達との外出などで保護者の目が届かないときに、犯罪や事件に巻き込まれるリスクが高くなります。区は、警察や地域と連携し、子どもたちを危険から守るため、さまざまな取り組みを行っています。
青色防犯パトロール(青パト)
区が実施している青色回転灯を装備した自動車による自主防犯パトロール。刑法犯罪認知件数は、青パト開始以前と比べて減少しています。
活動の流れ
[1]不審者情報などを収集
区役所本庁舎
区に通報があった情報などをエリアごとに確認。その後、指導員は区内4地域に分かれる
[2]警察と連携して情報収集
区内警察署(蒲田・大森・田園調布・池上)
各警察署管内で起きた事件情報などを収集
[3]パトロール実施(車両4台)
区内全域
子どもの安全な下校を呼びかけるアナウンスを流して区内を巡回。収集した情報によってその日ごとに巡回ルート、アナウンス内容を決めています
犯罪を抑止し、地域に安心を与える「見せる防犯」
青パト指導員 福田忠行 さん(左) 元井政夫 さん(右)
活動の目的は、犯罪抑止にあると考えています。そのため、パトロールはあえて目立つように行うことが大切です。毎日、区内4地域に分かれ、通学路や公園などを中心に巡回しています。
パトロール中に、地域の方から応援の声をいただいたり、下校中の子どもたちが手を振ってくれたりすることもあり、指導員としての使命を感じます。今後も皆さんに安心してもらうとともに、地域の防犯意識の向上につながるよう努めていきたいです。
防犯パトロール活動
区内の自治会・町会などが行っている自主防犯パトロール。登下校時の児童を見守っています。
雨や風が強い日でも、毎日続けることが大切
大田区中央八丁目町会 会長 川上清彦 さん
数年前に通学路で子どもがひき逃げに遭う事件がありました。同じようなことが二度と起きないように、毎朝、通学路に立って、登校する子どもたちの安全を守っています。子どもたちとあいさつを交わしているうちに、私自身もパワーをもらうようになりました。
毎日続けることで、登下校の時間に車や自転車を運転する人の注意意識を高めているのではないですかね。保護者に安心してもらっていますし、社会貢献にもなってうれしいです。
こどもSOSの家
子どもたちが身の危険を感じたときに助けを求めることができる場所です。区ホームページでこどもSOSの家マップを公開しています。親子で確認しておきましょう。
問合先 地域力推進課青少年担当 電話:03-5744-1223 FAX:03-5744-1518
通学路に防犯カメラを設置
登下校中の児童の安全・防犯体制を強化するため、防犯カメラを設置しています。
問合先 教育総務課教育地域力推進担当 電話:03-5744-1447 FAX:03-5744-1535
お問い合わせ
広聴広報課
電話:03-5744-1132
FAX :03-5744-1503
メールによるお問い合わせ(広聴広報課広報担当)