おおた区報WEB版　令和3年8月1日号〔トップページ・特集〕

学校や仕事の行き帰りにすれ違う人やちょっと立ち話をする仲の人ー。
日々の暮らしの中で“地域”のつながりを感じるタイミングは人それぞれ。
今回は地域のために地域で活動をしている方々に、今こそ大切だと感じる“地域のつながり”について語っていただきました。

内田 智明(うちだ ともあき)さん
　結婚を機にこの地域へ引っ越してきて25年。今では地元より「ふるさと・おおた」という意識が強いですね。外から来た私を温かく迎えてくれた自治会の皆さんが居心地のよさをつくっているのでしょう。自治会役員になってからは、組織の一員として率先して地域の皆さんに声をかけて、段々と親しくつながっていければと思っています。以前、スポーツに携わる仕事をしていたこともあり、今後は関連する催しも企画したいです。まずは自治会の活動を見て、聞いて、参加して、そして一緒に仲間としてやっていきませんか。

自治会いちおしの取り組み
地域お困り事相談窓口
　回覧資料やポスター・チラシなどを自治会館内に設置。会館内では役員がいつもいて、さまざまな相談に対応している。いつの間にか、ここが近所の方のちょっとした憩いの場に。

盾石 凉子(たていし りょうこ)さん
　子育てがきっかけでできた地域とのつながり。会長から声をかけられ、役員を務めることになりました。ここでは昔から、防災一つとっても“楽しさ”を忘れないところがすごいと思っています。私も新しいことに挑戦し、今求められていることや、面白そうだなと思ってもらえるような企画を考え、みんなで楽しいことをしていきたいと思って活動しています。自治会に入って、あいさつできる方が増えたのもうれしいです。仕事ではないけれど、それとは違う絆。近所に住んでいる方と知り合えるのは安心にもつながりますね。

自治会いちおしの取り組み
新型コロナワクチン接種予約支援
　高齢者の予約開始日に合わせ、予約支援だけでなく、相談できる場所として開設。パソコンなど使い方が分からず、不安で焦っていた方もここで相談でき、安心していた。

中島 寿美(なかじま すみ)さん
　高齢化社会で一人暮らしのお年寄りも多い中、非常時の対応など必要な情報の共有は課題の一つです。隣近所とのつながりが希薄になり、考え方や価値観の多様化がうたわれる今、皆さんに町会の在り方を理解してもらうのに時間がかかります。でも、ここは住むまちを良くしたいという思いを持つ方がとても多く、土地に根付いた心意気を持ってよく話し合っています。六郷はものづくりのまち。住民だけでなく町内の企業にも協力してもらっています。時代の流れとともに良いものは取り入れて動いていきたいですね。

自治会いちおしの取り組み
コロナ禍での防災訓練
　災害時に慌てず自分で身を守るには、防災訓練で基本を学ぶことが大切。何十年も続けているこの活動は、コロナ禍であっても、いつ起こるか分からない災害に備えて継続して行っている。

　自治会・町会は、地域の皆さんが集まって防災・防犯や環境美化、福祉活動などを行っています。さらに、お祭りなど楽しいイベントを通じて、まちを元気にしています。多くの団体と連携しているので、ちょっとしたお困り事や悩みの解決につながるかもしれません。

• まちのイベントに参加したい
• 困ったことを相談したい
• 一人暮らしで不安
• もし災害が起きたら…

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地域力推進課地域力推進担当　電話：03-5744-1224　FAX：03-5744-1518