おおた区報WEB版 令和2年10月21日号〔トップページ・特集〕
更新日:2020年10月21日
目次
特集
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みんなが笑顔 になれるまち国際都市おおた
区は、平成22年から「国際都市おおた」の実現を掲げ、29年には「国際都市おおた宣言」を行いました。これまでの10年間で、区と世界の結びつきは、より強まっています。コロナ禍にあっても、多様性による社会活性化、誰一人取り残さない世界の実現という国際的な流れを踏まえ、区は地域力を結集し、今後も「国際都市おおた」を推進します。
この10年間の大田区の変化
大田区における外国人人口の増加
約6,500人増加
2010年1月1日時点 18,770人(112か国・地域)
2020年1月1日時点 25,287人(129か国・地域)
出典:大田区多文化共生推進プラン、区の数字など
羽田空港から入国した外国人の増加
5倍以上
2010年 約75万人
2019年 約429万人
出典:法務省(出入国管理統計統計表)
羽田空港の国際線就航都市の増加
約3倍
2010年 17都市(11か国・地域)
2020年 54都市(26か国・地域)(注釈)
(注釈)2020年夏ダイヤの当初見込み。現在、運休・就航延期の都市があります
出典:国の資料、航空会社のダイヤ等による大田区調べ
「国際都市おおた」を実現する3つの方向性
[1]多文化共生
互いの個性を認め、誰もが活躍できる笑顔あふれるまちをつくります
国際都市おおた大使(来~る大田区大使)
地域活動への参加やおおたの魅力発信に貢献
異文化理解のため、区内で活躍。約10年間で延べ26か国・地域の大使107名が活動してきました。
国際都市おおた大使 アンジェリーナさん(シンガポール出身)
地域の方がコロナ終息を願って折り鶴を作っていると知り、私も参加しました。こうしたイベントで地域の皆さんとふれあいながら、地域の持つ力、美しい場所などおおたの魅力を発信していきたいです。
国際都市おおた協会 多言語相談窓口
日常生活で困ったときには相談を
英語、中国語、タガログ語など5か国語で対応。ことばの問題、子育て・仕事のことなど生活相談に応じます。
国際都市おおた大使 ダビデさん(イタリア出身)
困ったときや疑問に思ったときにすぐに相談できるので便利です。区の難しい手続きも理解できて、安心しました。気軽に利用できるので、皆さんにもおすすめです。
「テレビ通訳」用タブレット端末
日本語が分からなくても安心
10言語に対応したテレビ通訳タブレット端末を区施設25か所に配置し、窓口でのコミュニケーションをサポートしています!
[2]観光
暮らしが息づく多彩な魅力あるまちとして訪れる人を迎えます
大田区観光情報センター
「まち・ひと」をつなぐ
区の魅力を国内外へ発信し、地元密着の観光スポットを多言語で案内、「大田のお土産100選」も販売しています。
観光ガイドブックは日本語のほか、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、タイ語をご用意しています。
国際交流員 ベサニーさん(イギリス出身)
センターはいつ訪れても、新しい発見がいっぱい。区内観光をするなら洗足池がおすすめ!自然が多くて落ち着いた雰囲気が好きです。
[3]産業
おおたが誇る匠 の技が世界の期待に応え、新しい産業をつくります
国際見本市への出展
世界におおたの技術を発信!
これまで中国、タイ、マレーシアなどの世界16か所の展示会に参加。昨年、ドイツで開かれた医療機器部品見本市では、おおたの技術に関する質問が多数寄せられました。
今回紙面に紹介しきれなかった取り組みがまだまだあります。
“国際都市おおた”ホームページもぜひご覧ください!
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広聴広報課
電話:03-5744-1132
FAX :03-5744-1503
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