おおた区報WEB版 令和2年2月11日号〔トップページ・特集〕
更新日:2020年2月11日
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特集
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みんなが暮らしやすく 今日から始めるユニバーサルデザインの心がけ
誰もが住みやすいまちにするため、さまざまなところで使われているユニバーサルデザイン。ものを工夫するのはもちろん、私たちの行動そのものがユニバーサルデザインになることも。自分にはどんな行動ができるかを意識して、実践しましょう!
◎UD(ユニバーサルデザイン)とは…障がいの有無、年齢、性別、国籍などにかかわらず、さまざまな方が利用しやすいよう、あらかじめ都市や生活環境をデザインすること。建物や道具などはもちろん、思いやりの心やルールを守ることもユニバーサルデザインです。
こんなところにUD
まちのなかには、UDの考えから生まれたものがたくさんあふれています。
案内・誘導サイン
誰もが読みやすい「UDフォント」を使用し、複数の言語で表記。ピクトグラムを使うことで、一目で意味が分かりやすくなります。
段差解消
歩道と車道の間にある段差を解消して、誰でも移動しやすいまちに。車道との境目には点字ブロックも設置しているので、視覚に障がいのある方も安心して歩けます。
まだまだあるUD!
わたしたちの生活に取り入れられているUDを紹介している「おおたUDライフ」。UDのまちづくりのために私たちができることや、区内の取り組みなどが分かります。ぜひご覧になってください!
配布場所=区役所本庁舎、特別出張所、図書館など
◎区HPでもご覧になれます
https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/fukushi/ud_fukumachi/ud_life/index.html
実践できるUDマナー
UDは、私たちが正しく理解してルールを守り、相手への気遣いがあって初めて完成します。
だれでもトイレ
一般トイレを使うのが難しい方でも使用できるよう、広さや手すりなどに配慮。必要な方が使えるよう、空いていても緊急時以外の使用は控えましょう。
エスカレーター
エスカレーターを歩くのは、事故につながる危険な行為。大きな荷物を持つ人や子ども、障がいなどで左右どちらかの手すりしかつかめない人がいることを意識して利用しましょう。
コミュニケーション
コミュニケーションの取り方は人それぞれ。相手に合わせた接し方が大切です。
▽聴覚に障がいのある方
アナウンスが聞こえず、周囲の状況が分からないことも。手話や身振りで意思疎通を。
▽視覚に障がいのある方
いきなり肩をたたかずにまずは声を掛けましよう。「あっち」「こっち」などの指示語ではなく、具体的な言葉で。
▽ヘルプマーク
外見から分からなくても支援が必要なことを知らせるマーク。身に付けている方が困っていたら、手助けをしてあげてください。
子どもたちも学んでいます
区内の小中学校では、障がいのある方へのサポートの方法など、UDを学ぶ総合学習授業が行われています。白杖(はくじょう)・車椅子を使った障がいの体験をした子どもたちからは「目が見えないといつもと同じ学校なのに歩くのが怖かった」「段差があると進むのが難しい」などの感想が。いろんな立場から物事を考えるきっかけになっています。
お問い合わせ
広聴広報課
電話:03-5744-1132
FAX :03-5744-1503
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