おおた区報WEB版 平成30年11月21日号〔トップページ・特集〕

更新日:2018年11月21日

特集

これからの安心のために成年後見制度

成年後見人とは?
法的に認められた本人の代理人です。

 ご自身の老後のこと、ご家族のこれからのことは考えていますか?病気や障がいなどにより、自分で判断することが難しくなってしまったら…あなたはどうしますか?
 成年後見制度はあなたやあなたの大切な方の権利、財産を守るためにあります。自分で判断することが難しい方のため、法的に認められた人(成年後見人)にいろいろな手続きなどを、任せることができます。毎日を安心して過ごすために、成年後見制度の利用も考えてみませんか。

成年後見制度の利用で安心!!

事例1 万が一の時の入院手続きなどをしてくれます 年をとっても特に心配事はなかったが、緊急入院してしまった。近くに親戚がいないので病院の手続きなどで大変苦労した。将来のために備えようと思うが、どうしたらいいか。

【万が一の時の入院手続きなどをしてくれます】
 あらかじめ手続きに長(た)けた弁護士や司法書士などと契約することで、備えることができた

事例2 成年後見人は預貯金の管理もできます 認知症の父が入院し、父の預金の払い戻しのために銀行へ行ったが、「本人以外は払い戻しできない」と言われ「成年後見制度の利用」を勧められた。

【成年後見人は預貯金の管理もできます】
 成年後見人になることで、無事に預金を払い戻すことができた

事例3 成年後見人が購入の必要性を一緒に判断します 精神障がいのある姉はひとり暮らし。健康食品などの訪問販売を断りきれず、繰り返し買わされているようだ。

【成年後見人が購入の必要性を一緒に判断します】
 成年後見人が後から契約を取り消してくれ、余計なものを買わずに済むようになった

事例4 成年後見人が購入の必要性を一緒に判断します 重度の知的障がいのある子どもがいて、将来が心配。自分たち以外に任せられる親戚もいなくて不安…。

【成年後見人が購入の必要性を一緒に判断します】
 財産管理も任せられ、本人に必要な支援をしてくれることになった

 自分自身で任せたい人と任せる内容を決めておく「任意後見」(事例1)と、自分で判断することが難しい方のために家庭裁判所が成年後見人を決める「法定後見」(事例2・3・4)があります。

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 おおた成年後見センターでは成年後見制度の身近な窓口としてさまざまな相談をお受けしています。「そもそも制度がよくわからない」「手続き書類について話を聞きたい」などわからないことや不安なことがある方、お気軽にご相談ください!

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月~金曜(祝日・年末年始を除く)
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