おおた区報WEB版 平成30年4月11日号〔トップページ・特集〕
更新日:2018年4月11日
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特集
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もしものときも住み慣れたわが家で。
くらしの工夫で始めよう防災
大きな地震が起きると、家の中は倒れた家具や割れたガラス、生活雑貨などで足の踏み場もない状態になります。どんな災害が起きても、住み慣れた自宅で安心して生活を続けるために、家の耐震化や家具の転倒防止、水、食料の備蓄など、日頃からきちんと備えることが大切です。この機会に防災の視点からくらしを見直してみましょう。
災害時に自宅で10日間過ごせますか?
災害対策研究会 主任研究員
釜石 徹さん
「いのち」あっての防災です。まずは持ち家、賃貸にかかわらず耐震性のある住まいを選ぶことが第一です。その上で、ガラスに飛散防止フィルムを貼るなどして部屋の被害を最小限に抑えることが大切です。次に東京が震度6弱以上の地震に見舞われた際には、1週間以上停電などが続くともいわれます。主食のローリングストック、カセットコンロ調理法、水の確保方法、災害時トイレ対策などをお話しすると多くの方が10日以上の在宅避難ができそう、と言ってくれます。
これからもこれらの方法を広めていきたいと思っています。
◎マンション防災士。家庭防災士。大田区総合防災力強化検討委員を務める。防災講演、セミナーでは実践に役立つ知識を紹介している。
転倒防止器具を支給・取り付けします
対象=世帯全員が前年度住民税非課税か住民税課税所得金額80万円以下であり、65歳以上の世帯や要介護度3~5度、障がい者手帳を所持している世帯など。
※詳細は区HPをご覧ください。
申込方法=所定の用紙・添付書類(区HPから取出可)を問合先へ郵送
問合先=防災危機管理課管理担当(〒144-8621大田区役所) TEL03-5744-1235 FAX03-5744-1519
東京くらし防災~わたしの「いつも」が、いのちを救う~
女性の視点から、日常生活の中で、無理なく取り組める防災対策や、避難所における授乳や防犯対策など、被災生活や暮らしの中でできる防災対策を紹介しています。
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