おおた区報WEB版 平成29年6月1日号〔トップページ・特集〕
更新日:2017年6月1日
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特集
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なぜ? 何? どうしたら? ICT教育で自ら学ぶ・楽しく学ぶ
これからの社会を担う子どもたちには、「知」「徳」「体」のバランスのとれた「生きる力」の育成が必要であり、そのためには意る学びの場・機会が充実していることが大切です。区では、今年度区内の全小中学校全クラスに電子黒板を設置し、教師・子ども用タブレット型パソコンを導入して、子どもたちが自発的に学ぶ環境を向上させていきます。
平成27・28年度のICT活用推進モデル校である北糀谷小学校を訪問し、黒板やノートに書く従来のやり方と併用しながらタブレットなどを使い、楽しく学んでいる子どもたちを取材しました。
1年生から6年生まで全ての学習で活用されています
国語や算数をはじめ、音楽・家庭科などあらゆる場面で使われています。
きこえ・ことばの教室でも
発音練習の際、動画を撮影し、すぐに子どもの口や舌の動きを見せ、良い点や改善点を伝えるなど視覚での学びに効果的です。
ICT教育とは?
グローバル化や急速な情報化の進展に伴い、これからの子どもたちには情報通信技術(ICT)を積極的に活用していくことが求められています。ICT機器を使用した授業は、子どもの興味をひきつけたり、わかりやすさを高めたりすることが期待されています。
教師から見たICT教育
ICT機器を使用すると、資料を拡大したり、映像を記録して見せたりとわかりやすく授業することができるため、子どもの集中力が増し学習意欲が向上しています。また、子どもたちの考えを電子黒板に写し出して共有することで、話し合いが活発化する効果も見られ、今では、毎日どこかの授業で使っています。
さまざまな利点があるICT機器ですが、万能なものではありません。学習の記録としてノートを書いていくことなど、アナログとデジタルのそれぞれの良さを生かして授業を進めています。アイデア次第で、授業を発展させることができると考えています。私たち教師も子どもたちが意欲を持って学習に取り組めるようなカリキュラム(教育課程)を考えていきたいです。
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