おおた区報WEB版 平成29年4月1日号〔トップページ・特集〕
更新日:2017年4月1日
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特集
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「国際都市おおた」を宣言しました
地域力が支える国際都市の飛躍の契機に
大田区長 松原忠義
3月12日に「国際都市おおた宣言」を行いました。
大田区は、平成22年10月に羽田空港が国際化したことにより、日本のゲートウェイ(玄関)として世界の人々や都市を結ぶ重要な役割を担っております。
また約120か国・地域から21,000人を超える多くの外国人住民が暮らし、世界中の人・モノ・技術が行き交う国際都市としての大きな可能性を秘めている都市でもあります。
グローバル化が進み、今後自治体レベルでも国際化に対応したまちづくりが求められる中、区自らが持つ潜在力を活かすべく、平成22年9月には、多文化共生推進センター(愛称mics(みっくす)おおた)を開設するなど、区の将来像実現に向けた施策を展開しております。
さらに区は国際都市として力強く区政を推進するために、昨年6月に大田区ならではの国際都市の定義を定めました(おおた区報平成28年9月21日号に掲載)。
「国際都市おおた宣言」はこの定義を基に、大田区が地域力の担い手である区民の皆様とともに、輝かしい未来に向かってはばたきたいという思いを込めて策定し、多言語で表記しました。
この宣言を通じて「国際都市おおた」の魅力と存在感を広く国内外へ発信してまいります。
多文化共生推進センター(micsおおた)に関する記事はこちら
私たちが考える「国際都市おおた」の姿
詳しいインタビューはYouTube「大田区チャンネル」でもご覧になれます (こちらをご覧ください)
心を開いて言葉の壁を越えましょう
金子洋子さん(大田区観光PR特使/NPO法人PoE International Exchange)
国際都市とは異なる文化を持つ人が集まるだけでなく、お互いを認め合いながら暮らしていけるまちだと思います。そのきっかけとなるよう、私たちは訪日外国人を受け入れる1泊2日のホームステイを始めました。言葉が通じないからと心配する方もいますが、壁になるのは言葉より心。日本人同士でも、心を閉ざしていると距離は縮まりませんよね。相手を理解したいと思う気持ちを大切に、1人でも多くの区民が1人でも多くの外国人を「家においでよ」と招くようになるのが願いです。
宣言は未来へのスタートライン!
朴 栄光(ぱく よんがん)さん(元大田区観光大使/イービーエム(株)代表取締役)
国際都市は、ビジネスに限らず、夢を実現するチャンスが増える場所だと思います。いろいろな人たちとの出会いがあり、ごく自然に世界を感じられるようになるでしょう。国際人でなければいけない!と気張る必要はないんです。「地域で何が大事なのか」「自分たちにできることは何か」を考える機会にもなります。宣言はいわばスタートラインです。未来の子どもたちと対話をするつもりで、どんな大田区になればいいのか皆で考えていきたいですね。
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