おおた区報WEB版 平成28年5月21日号〔トップページ・特集〕
更新日:2016年5月21日
目次
特集
特集
人と動物が共生できるまちづくり
ペットは癒やしや安らぎをもたらしてくれる大切な家族の一員です。飼い主は、たくさんの愛情を注ぐだけでなく、健康と安全に気を配り、最後まで飼い続ける責任があります。
地域のルールやマナーを守り、人も動物も暮らしやすいまちをつくりましょう。
ペットを飼うときには
ペットを飼い始める前に ひとり暮らしや高齢者でペットを飼育する方が増えています。しかし、飼い主の引っ越しや病気治療のために、最後まで面倒をみられないなどの問題が起きています。責任を持って飼育することができるか、よく考えてから飼いましょう。
東京都動物愛護相談センター 電話:03-3302-3507
模範的な飼い主を育成するため、犬・猫の命を救うために譲渡事業(講習会を含む)を行っています。
災害対策も忘れずに 災害が発生すると、動物も人と同じように被災します。大切なペットを守るために、最低5日分のペットフードと水、ケージなどを日頃から準備し、持ち出しやすい場所に保管しましょう。
犬を飼い始めたら
基本的なしつけをする
「飼い主の号令に従う」「むだ吠(ぼ)えをしない」「他の人や動物を攻撃しない」など基本的なしつけをし、災害時に備えてケージ(おり)に嫌がらずに入る訓練もしましょう。散歩のときには、犬と周囲の安全のために、必ずリード(引き綱)をつけましょう。
トイレは散歩の前に済ませる
最近は、アスファルトの地面が多いため外で排せつさせないことが推奨されています。トイレは自宅で済ませる習慣をつけ、散歩中にふんをした場合は必ず持ち帰り、尿をした後には十分な量の水で流しましょう。
犬の登録と狂犬病予防注射
生後91日以上の犬の飼い主には、飼い犬の登録(生涯に1回)と狂犬病予防注射(年に1回)を受けさせることが義務付けられています。狂犬病は、全てのほ乳類が感染し、発症すると死に至る病気です。人への感染を防ぐためにも、犬へ狂犬病予防注射を受けさせましょう。
猫を飼い始めたら
できるだけ室内で飼う
猫は上下運動できる環境があれば、室内でもあまりストレスを感じません。猫にとって屋外は、猫同士のけんかや交通事故などの危険性があるだけでなく、ふん尿や鳴き声で近隣に迷惑をかけることもあります。
飼い主の連絡先がわかる名札などを装着する
災害時や迷子になった場合でも早い発見につながります。身元表示を付けましょう。
繁殖を望まない場合は去勢・不妊手術をする
手術をすると、望まない繁殖や発情期の鳴き声、尿の強烈な臭いを抑えられます。区では、飼い猫と飼い主のいない猫(のら猫)の去勢・不妊手術費用の一部を助成しています。
人と動物の共生のために 区の取り組み
区では、同じまちに暮らす人と動物がより良い関係を築けるよう、さまざまな取り組みを行っています。詳細は区のホームページをご覧ください。
[1]犬のしつけ方教室
年2回開催する犬のしつけ方を学ぶ教室では、訓練士や獣医師による実技指導やアドバイスが受けられます。これから犬を飼う予定の方も、ぜひお越しください。
[2]地域猫活動の支援
地域主体で猫を飼育管理する活動を地域猫活動といいます。区では地域猫活動についてアドバイスや情報提供を行っています。
お問い合わせ
広聴広報課
電話:03-5744-1132
FAX :03-5744-1503
メールによるお問い合わせ