岡田新五太郎見参！新企画展「拝啓、麟太郎さま」3月14日から開催

展示のご案内

「海舟だより」第23号のご案内

勝海舟が立身を遂げる以前から、深い信頼を寄せともに切磋琢磨した、とある旗本がいました。
岡田新五太郎。海舟と同じ下級旗本で、共に蘭学を学び切磋琢磨した人物です。海舟にとっては海外への志を共有し、腹蔵なく対等に意見を交わすことができる無二の理解者でしたが、文久2（1862）年に志半ばで病死してしまいました（享年57）。海軍創設の大業に着手しつつあった海舟にとって、それは痛恨の出来事だったのです。
本展では、海舟の手元に伝わった岡田の書簡等、資料の数々を一堂に展覧し、その仕事ぶりはもちろん、海舟を惹き付けた人柄と高い見識を紐解きます（この中で、現・大田区大森地域との関わりも明らかになります）。また、維新後における海舟と岡田家との関わりに注目することで、海舟の亡友への思いが明らかとなります。
是非ご注目ください。