【障がい理解啓発イベント】さぽーとぴあ ヒューマンライブラリー ~生きている本と対話してみませんか~

ページ番号:322833696

更新日:2025年1月28日

ヒューマンライブラリーは、生きている方を「本」に見立て、貸し出す仮想の図書館です。障がいのある方々が「本」としてご自身の経験や考えを語ります。少人数での対話を通じて、障がいのある方との相互理解を深めてみませんか。

日時  3月8日(土曜日)14時から15時30分
場所  さぽーとぴあA棟5階多目的室
対象  どなたでも(10歳以下の方は保護者同伴)
定員  先着16名(「本」1名あたり4名)
申込期間 2月3日(月曜日)から2月28日(金曜日)

~当日のプログラム~

14時00分~14時10分 開会・ルール説明
14時10分~14時40分 セッション1 (注釈1)各「本」1名に対して、「読者」1~4名で対話
14時40分~14時50分 休憩・アンケート記入
14時50分~15時20分 セッション2
15時20分~15時30分 アンケート記入

・各セッション(30分)では、「本」1名の方の話を聞くことができます。
・時間内に2回のセッションに参加いただくことができ、計2名の「本」の方の話を聞くことができます。
・事前予約制です。読みたい「本」と時間帯を選び、お申し込みください。(詳細は【申込について】をご確認ください)
・当日、空きがある場合は、予約なしでもご参加いただけます。手話通訳・要約筆記(手書きノートテイク)をご希望の方は2月28日(金曜日)17時までにお知らせください。

ブックリスト ~話が聞ける「本」のご紹介~ (登録順に掲載。)

ブックリスト1
タイトル自分と向き合うことの大切さ
なまえ/ニックネームだい
あらすじ

 私は10年前に過労で退職して以降、対人恐怖症で引きこもり、通院の過程で発達障害の診断も受けました。現在は1年前に再就職を果たし、時間がかかりながらも、何とか社会復帰ができました。
 挫折から立ち直るためには、自身と向き合いながら過去や障害を受け入れ、自分を理解したり捉え方を変えていく必要がありました。
 今回は社会復帰するまでに、どのように自身と向き合い、また少しずつ前に進めるようになっていったのかをお話しします。
 障がいの有無に関わらず、自分を見つめてみることは、生き方について考える上でどなたにも必要だと私は思います。一個人の経験に過ぎないかもしれませんが、何か少しでも気づきを得ていただけたら幸いです。


ブックリスト2
タイトル日常生活における障害者の活動
なまえ/ニックネーム高橋 雄司
あらすじ

 私は2019年に脳出血により左側の足及び腕の麻痺が生じました。現在はリハビリにより少しは回復しましたが、むくみがあり力が十分発揮出来ない状況です。会話については、口に麻痺が残っているものの、不自由というほどではありません。会社に復帰し、週2日出勤していますが、電動車イスを利用しています。
 周りの人の援助なしには、中々大変だと感じておりますが、しかしながら健常者と同じように見てほしいのです。動作はぎこちなく、危ないこともありますが、温かい目で見守って頂きたいのです。自分自身はなるべく迷惑をかけずに、日常生活ができるように頑張っていくつもりです。若い人はこれから、まだまだ未来があります。前向きに努力することで、未来が開けて来ると信じています。


ブックリスト3
タイトル視覚障碍者が表現することの大切さについて
なまえ/ニックネーム長村 憲治
あらすじ

 私は20歳代の前半に全盲の視覚障碍者になりました。幸い失明直後の目標がリハビリ系の資格取得と自活だったので、何とか苦しみつつも自分なりにそれらを達成することができました。それでも部屋で独り時間を過ごすことが多くなり自分のアイデンティティーとは何か?それをどう表現していけばいいのか?そういう生きるはりあいのようなことを考えていたのです。
 目が見えない私たちに朗読したものを録音して貸し出してくれる音訳というものがあります。ネットのなかった時代には数少ない情報源でした。耳で聴いたことを人に話す生活の流れが当たり前にしみついていきました。これならば自分たちでもできることなのではないだろうか?そう気が付いた仲間と朗読会や寸劇のような集まりを持ちました。
 視覚障害はコミュニケーションの障害と言われます。表現手段を工夫することで自分たちに出来るアウトプットを模索した経験をお伝えできればと思っています。  


ブックリスト4
タイトル愛する家族のために
なまえ/ニックネーム溝口 一郎
あらすじ

 大手企業に勤めていた私は10数年前、海外赴任の際にうつ症状が続き、病院に行ったところ双極性障害の診断を受けました。日本に帰国後もうつ状態は続き、働き続けることも困難になっていました。精神科のリワークなどにも通いましたが改善せず、仕事は退職となりました。
 退職後にはアルツハイマー型認知症の診断も受け、辛い日々が続いていました。しかし、愛する妻、子ども達のためにも頑張ろうと決意し、今は就労継続支援B型事業所に通いながら病気に負けないように日々頑張っています。


【申込みについて】

・受付最終日の17時までに、電話またはファックスでご応募ください。
・ファックスでお申し込みの方には、参加の可否を折り返しご連絡します。
・(1)〒住所、(2)氏名(ふりがな)、(3)年齢、(4)電話番号、(5)話を聞きたい「本」のタイトル(2タイトル)を添えてお申し込みください。また、当日配慮を希望される点等があればお知らせください。

【お願い】

・申込み後、やむを得ずキャンセルされる場合は、早めにご連絡ください。
・手話通訳・要約筆記(手書きノートテイク)をご希望の方は申込時にお知らせください。
・発熱のある方や、体調不良の方の参加はご遠慮ください。

【申込先】

さぽーとぴあ 地域交流支援部門
電話 5728-9434(受付時間:月曜日から土曜日8時30分から17時00分、日祝休み)
FAX 5728-9438

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader のダウンロードへ

Get Adobe Acrobat Reader

お問い合わせ

障がい者総合サポートセンター

大田区中央四丁目30番11号
電話:03-5728-9434
FAX :03-5728-9438
メールによるお問い合わせ