（仮称）おおた都市づくりビジョンの策定について

　大田区は平成11年に策定した「大田区都市計画マスタープラン」（以下「マスタープラン」という。）を同23年3月に改定しました。マスタープランでは、都市の将来像、都市づくりの理念、都市構造と、その実現に向けた各分野の方針を示し、区は「大田区基本構想」及び「おおた未来プラン10年」の目標実現に向けたまちづくりに取り組んできました。
　マスタープランの改定以降、区の内外を取り巻く情勢は大きく変化しています。また、「大田区人口ビジョン」、「大田区公共施設適正配置方針」など新たな計画等も策定いたしました。
　このような状況のもと、区民の皆様とまちの将来像を共有し、明確なビジョンを持ってまちづくりを推進していくためには、まちづくり分野の各施策の方向性や都市の将来像をわかりやすく可視化することが求められています。また、大田区の有する高いポテンシャルを将来像として描くことで「魅力ある大田区」を示し、多方面からのまちづくりへの参画を促進することも求められています。
　そこで、まちづくりに影響を与える社会情勢の変化等を加味した上でマスタープランを具体化、展開した「（仮称）おおた都市づくりビジョン」を策定することとしました。