4月1日からプラスチック資源循環法が施行されました
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更新日:2022年4月1日
【概要】
「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(略してプラスチック資源循環法)」は、令和元年5月に策定された「プラスチック資源循環戦略」の具体的な取り組みとして、昨年7月に始まったレジ袋有料化に続き、今年4月1日から特定プラスチック製品を対象に施行されます。
この法律では、プラスチック製品を、「設計・製造」段階で環境配慮型に転換し、「販売・提供」段階で消費者の意識変革を促すために有料化等を行い、「排出・回収・リサイクル」段階でリサイクルを目的とした効率的な回収を行う予定です。
この3段階を循環させることで、プラスチックごみを削減するとともに、資源を有効活用できる社会を目指します。
【12品目の特定プラスチック】
フォーク、スプーン、テーブルナイフ、マドラー、飲料用ストロー、ヘアブラシ、くし、かみそり、シャワーキャップ、歯ブラシ、衣料用ハンガー、衣料用カバー.
【事業者の選択】
特定プラスチックを提供する事業者には、消費者が製品を受け取るかどうかという意思確認を行う他に、受け取る場合の有料化、受け取らない場合のポイント還元等、軽量化した製品の無償提供、代替製品への切り替え等、何らかの方法で、消費者の意識改革を促すことが求められています。
【消費者の選択】
レジ袋をもらわない代わりにマイバックを活用するように、マイスプーンやマイストローを携帯することでコンビニやカフェで提供されるプラスチック製のスプーン等を使用しなくて済むようになります。また、旅行の際は、いままでホテルのアメニティとして備え付けられていた歯ブラシやかみそりを忘れずに持って行くことや、クリーニングを受け取る際に付いてきたハンガー等を再利用するなど、消費者の工夫が必要となってきます。
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